松浦俊介Top「日記・コラム」ダイジェスト>平成15年3月22日(土)

泉のまち音楽会



今、「G線上のアリア」を聞きながら
この日記を書いている。

私は、恥ずかしながら音楽の成績で
5段階評価で4以上とったことは
ほとんどない。3ばっかである。

音符も読めないから、楽器ももちろん弾けない。
しかしながら、ウォーター・ビジョンが
清水町教育委員会の委託を受けて
清水町公民館で毎月2回のコンサートを
今まで100回近く聞いてきたせいか、
音楽の持つ力を少なからず感じることができた。

この清水町教育委員会主催のコンサートは
「泉のまち音楽会」という。
地域の人に、気軽に音楽に親しんでもらおうと
入場無料で行っている。

そして、演奏家は、地元の人を中心に
わずかな謝礼でコンサートを開いてくれている。

地域に音楽という文化が根付くように
このコンサートの趣旨を理解してくれた
多くの演奏家のあたたかい気持ちで
成り立っているのであるが、
また、地域の演奏家を育てていくという面も
重要な柱になっている。

勉強でもスポーツでもそうであるが、
試験や試合をしないと実力が上がらない。
演奏家もコンサートを通じて
実力をつけていく。

事実、このコンサートは、丸4年行われていて
毎年のように出ている出演者もいるが、
確実に実力を伸ばしている。
そうした成長がみれるのも、
このコンサートの面白いところである。

私が、これまでこの「泉のまち音楽会」で
印象に残ったコンサートを一部紹介したいと思う。

まず第47回 長井浩美 さんの「パイプオルガンコンサート」。
電子パイプオルガンなので、教会や巨大ホールにあるような
大それたものではないが、パイプオルガンが奏でられた
バッハの曲の数々は、私をパイプオルガンの世界へ一気に
引きづり込んだ。

第73回の 「杉山佳代チェンバロコンサート」。
実物のチェンバロを見たのは初めてだった。

非常に繊細な楽器でマイクも使えない
コンサートだったが、楽器の音色には
気品の高さを感じた。

そして第95回
「第15回音楽の広場 癒しの音色〜
ハープ&フルートコンサート」
三上みちのさんのハープと長田恵美子さんのフルートは、
まさに絶妙。

ハープの音色は、どんな殺気だった心も
癒させてしまうだろう魔法の音色だった。

他にもすばらしいコンサートはあるのだが、
それはまた、日を改めて紹介したい。

今日は、ヴァイオリンとコントラバスとピアノの
コンサートだった。
ヴァイオリンは、好きな楽器で
今日は、私の好きな「G線上のアリア」を
弾いてくれた。



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