松浦俊介Top「日記・コラム」ダイジェスト>平成15年7月17日(木)

金正日の料理人



「金正日の料理人」(扶桑社)を読んだ。

著者は、藤本健二さんという寿司職人で
何と13年間も金正日に寿司を握っていたという。

しかもただの板前にとどまらず、
気に入られて最高幹部級の待遇を受け、
一緒に麻雀をやり、サウナに入り
「つれしょん」までしている。

北朝鮮滞在中の写真も何十点も掲載され、
金正日と一緒に撮った写真も何点かある。

まるで近所の気前のいいおっさんみたいな感じで
金正日のことが軽々しく書いてあるものだから、
読み終わったら、世界のどの国の元首よりも
身近に感じてしまった。

昔から北朝鮮には関心があるものだから、
黄・元朝鮮労働党書記の「金正日への宣戦布告」(文芸春秋)や
工作員だった安明進のその名もずばり
「北朝鮮拉致工作員」(徳間書店)など読んだ。
これらの本もかなりインパクトがあったが、
内容が政治的側面であるのに対し、
「金正日の料理人」は、彼のプライベートな内容ばっかだから、
こんな本だしちゃってホントに大丈夫?
こちらが心配したくなるくらい、恐ろしい本だ。
間違いなく、前代未聞、空前絶後の暴露本である。

きっと金正日もこの本を読み、
こんな本が日本で流行っていることに、
はらわた煮え繰り返る思いだろう。
怒りを抑えきれず、テポドンぶっ放すんじゃないか?

とまぁ、冗談はさておき、
ただの板さんだった藤本健二さんが、
日本人でありながらかの国で
竜宮城のおとぎ話のような経験をし、
無事戻ってきた。

まさに日本のマルコ・ポーロであり、
この本は、現代の「東方見聞録」である。



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