松浦俊介Top>「日記・コラム」ダイジェスト>平成15年7月22日(火)
水俣の土石流
熊本県の水俣市で集注豪雨により、 土石流が発生し、家屋をのみこんだ。 九州全体で14名以上の死者を出している。 治山ダムも半壊し、犠牲者の一人は30キロ離れた 海上まで流されたという。 こういう時に決まって出てくることが、 「想定外のことが起きた」という言葉。 そりゃ、想定される事態だったら、 家が流されたり、死者が出るわけがない。 想定外のことが起こるから、 災害というのは起きるのだ。 人間は自然に対して謙虚にならなければいけない。 自然というのは恐ろしいものだ。 どんなに科学が発達したって、 自然を支配するなんてことはできない。 私は、自然保護という言葉が嫌いだ。 人間が自然を保護するなんて考えは、 人間の傲慢さとしか思えない。 (かといって自然を開発したり、 何もしないのが良いというわけではない) 災害が起こるたびに、 自然が、人間の高くなった鼻をへし折りに来ているように思う。 まだまだ、鼻が高くなっているな。 |
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