細野さんの講演で、初心として忘れずにいることが3つあるという。
1つ目は、日頃より街頭演説を行い、国政報告を行うこと。
今では三島駅で通勤時街頭演説をするとチラシが
1300枚もさばけるという。
2つ目は、子どもにも目を向けれる政治家であること。
細野さんは、子どもの頃選挙のとき、立候補者から
「お父さん、お母さんによろしくね」と言われるのが
非常に嫌で、高校生の時には立候補者を分析し、
自分の決めた候補者に投票するよう親にお願いしたという。
それもあって、政治家になった今、中高生を対象にした
三島ディベート倶楽部を開催しており、どんなに忙しくとも
少しでも顔を出して子どもたちに接する時間を大切にしている。
ちなみに私は選挙のとき、努めて小中高生に声を掛けた。
街頭演説時に部活帰りの中学生に会うと
「中体連目指して頑張ってください」とマイクで声を掛けた。
当選後、ある会合で会った親御さんから、
「うちの子が、新聞で松浦さんの当選を確認して
大変喜んでました。」と報告を受けた。
その話を聞いたら、また当選したかのような喜びを感じた。
話を戻して3つ目であるが、「断る力」である。
西伊豆のある漁港で港を整備して欲しいという陳情が
何回も寄せられ、現地に行った。
費用を聞くと15億円。
では何人の専従の漁師がいるか尋ねると
3人で、しかも70〜80代。
結果その陳情は断ったという。
地方に行くと何でこんな所にこんな物がというものが結構ある。
聞くと、自民党の有力国会議員の地元だったりする。
有権者の中には困った人もいる。
また、そうした人が力を持っていたりする。
細野さんは「票とカネで動く政治家にならない」と言明する。
私も小さな町の議員だが、志は同じだ。
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