松浦俊介Top「日記・コラム」ダイジェスト>平成15年9月15日(月)

長島一由氏が逗子市長に再選



昨日の神奈川県逗子市長選で長島一由氏が3選を果たした。

長島氏は36歳であるが、31歳で逗子市長に当選し、
去年の12月に2期目の当選を果たしていた。

今回1年もたたずに自ら辞職し、
市長選に打って出た。

理由は、国が建設を計画している池子地区の
在日米軍家族住宅の追加建設をめぐって、
市長として反対の姿勢を示し、
その政治姿勢に対して、
改めて有権者に対して信を問い、
市民の強い想いを
日米政府に届けるというミッション(使命)から
きたものだ。

私は政治家とは、誠実であることが
まず第一と考える。

だから、私の思う一番最低・最悪の政治家は、
裏金をもらい便宜を図ったり、
口利きをしたり、権力を利己的に使う
政治家である。

その点、長島氏は市政に対して非常に誠実に
取り組んでいる政治家だ。

私は、ニュースで彼が全国最年少市長に当選した時から
彼を意識するようになり、知人の古田秘馬という男が、
彼を取材し、本にした「若き挑戦者たち」(イーハトーブ出版)
を読んで、そのキャラクターに親しみを覚えた。

彼の主な実績は

○行政透明度ランキングで逗子市が全国第一位の情報公開力(H14.9日本経済新聞)
○市長交際費の廃止
○監査委員外部登用・外郭団体への情報公開制度適用
○入札予定価格の事前事後公表、談合防止策強化
○公立保育園の時間延長(8am-5pm→7am-7pm)
○初の教育長公募(H13.12就任)

等が上げられる。
彼の政治に対する誠実な想いが、政策に反映されている。

彼が発行する新聞「月刊長島」には
政治資金の使い道から、残高まで掲載されている。

今回の選挙では、対抗馬が教育委員長などで実績のある
女性の方であったが、4000票の差をつけ
14000票で当選。

政策的には、対抗馬の女性も米軍住宅建設反対なので、
長島氏のこれまでの実績を市民が評価した結果といえるのではないか。

これからも長島逗子市長に注目したい。

(おまけ)
○長島市長の奥さんは24歳で、4年前の市長になった最初の成人式で
 奥さんが出席したことでも話題になった。

○「若き挑戦者たち」は4年前に出版された本。
 野口健(世界7大陸最高峰登頂・登山家)
 畑山隆徳(ボクシング元世界チャンピオン)
 梅沢由香里(囲碁棋士)
 上妻宏光(津軽三味線奏者)
 など8人の若者が紹介されている。

■長島一由
 http://www2.airnet.ne.jp/penpen/index.html



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