昨日は、三島ディベート倶楽部があった。 お題は、1.29と過去最低となった「出生率」で みんなで、出生率や少子化について意見を出し合った。
まず、基本的なこととして、 出生率とは何か、そして、出生率が下がると 何がどうしてまずいのか考えた。
次に、ではなぜ出生率が下がり、 少子化傾向に歯止めがかからないのか考えた。
いろいろ意見が出た上で、 細野さんが少子化を食い止める抜本的改革案を 3つ提案した。それは
1.結婚して生まれた子とそうではない子どもの権利を同等にする 2.国が出産費用などを負担する 3.高校生以上は、すべて奨学金で学校に通い、親に負担をかけさせない
といった内容。 ちなみに1の案はすでにフランスではそのような制度になっており、 離婚とは別にシングルマザーの女性が多くなったそうだ。 結婚して生まれた子も不倫で生まれた子も相続などで 同等の権利を持っており、シラク大統領は、 夫婦の間に生まれた子どもではない子が5人もいるという。 北欧などでも同様らしく、これにより 出生率は高くなり、1.5〜2.0を維持しているという。
高校生達は、1の案については、日本では難しいのではないかとの 意見だったが、3の奨学金の話は、子どもを大学まで行かす 金銭的な負担の大きさから、みんな肯定的な意見が出た。
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