松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成16年6月19日(土)

環境ホルモン



長崎の小学生同級生殺害事件で
どうしてこのような痛ましい事件が起きたのか、
その原因に、ある映画の影響が大きかったのでは
ないかとか、インターネットとか、
家庭の問題、学校の問題などいろいろ
議論は尽きない。

そんな中で、環境問題に詳しい方が、
環境ホルモンの影響もあるのではないかと
言っていた。

環境ホルモンで有名なのはダイオキシンなどがあるが、
化学物質によって体に間違った命令を送ったり、
送らなかったりして、体が異常な発育をしてしまう。

極端な例は、ベトナムのベトちゃんドクちゃんみたいな
奇形児として生まれたりするのであるが、
生まれてからの食生活で体にもいろいろな影響を
受けたりする。

脳の特に前頭葉が物事を判断したりする部分にも
影響が出て、環境ホルモンで自分をコントロールできなくなって
しまうこともあるらしい。

殺された子は、首を深さ10cmも切られていたという。
カッターナイフで10センチも切るのでは、
とても衝動的にやった行動ではない。
子どもの首10センチだからほとんど切り落としたに等しい。

我々が作り出した化学物質は、
知らず知らずに体の中に入り込み、
特に母体の中の子や体重の少ない幼児を
蝕んでいるかもしれない。

よく海に潜る水中カメラマンの方が言っていたが、
以前に比べて奇形の魚介類も増えているという。

子ども達の抱える問題は、
食生活も重要な要因なっているかもしれない。



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