松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成16年12月23日(木)

手作り仮設住宅



新潟県中越地方は、大雪となり一面銀世界になっている。

1ヵ月半前に小千谷市と川口町に行ったが、
もう違う世界になってる。

今月上旬には仮設住宅もでき、
私がボランティアに行っていた小千谷高校の
被災者も全員仮設住宅に入居できたようだ。

さすがにもうテントで寝ている人はいないだろう。

さて、夕方のテレビニュースでフジテレビ系列の
スーパーニュースを見ていたら、
私が潰れた家の片づけをした川口町の
綱良平さんが出ていた。

そしてその綱さん、何と!私たちが釘を抜いたりしていた
潰れた家の材木を使って家を建ててしまっていた。

たしかに綱さんは、私たちに釘を抜くのをお願いしたときに
その廃材を使ってまた家を建てれば安く済むと
言っていたが、正直本気にしていなかった。

テレビでは自前の仮設住宅を建ててしまって、
くつろぐ綱さん家族が映っていた。
ほんと!すごい人だ。感動してテレビの前で
固まってしまった。

綱さんは、69歳だとテロップで出ていた。
私と細野さんと秘書の田原さん、大学受験生の岸君の
4人で家の片付けの手伝いをして、お昼には味噌汁を頂いた。
水も出ない川口町で頂いたあの味噌汁の味は今でも忘れない。

その綱さんの家は、ブロードバンド放送局の
震災ボランティア〜中越編〔2〕で出てきます。

1分15秒過ぎくらいに
私のナレーションで「川口町です」と言った後に
出てくる潰れた家が綱さんちです。



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