松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成17年3月12日(土)

清水町にボランティアは来るか?



今日は、福祉センターで清水町ボランティア連絡会主催による
ボランティア交流会に出席した。

清水町ボランティア連絡会は22団体登録されており、
毎年この時期に交流会として、
午前中に基調講演、午後に分科会を行う。

私もウォーター・ビジョンがボランティア連絡会に所属している
関係で何回か出たことはあるが、今年は2年ぶりに出た。
前回は、後援会活動真っ最中のときに考えてみたら
参加したな。

今年は、分科会で初めて「災害ボランティア」をテーマで行い、
町消防本部から加藤消防署長、地震防災係の飯塚消防司令と
菊池消防士長、それと町当局から飯田福祉保健課参事が出席。

その他、集まったのは、災害時のボランティアコーディネーターを
受講された方が私を含め4名。
民生児童委員協議会のみなさん、赤十字奉仕団のみなさんなど
30名近い方が参加した。

災害時におけるボランティアについて、いろいろ意見交換など
行ったのだが、署長が最後に言ったことが私もずっと
考えていたことだった。

それは、東海地震が起きて清水町にボランティアセンターが
立ち上がったとしても、果たしてどれだけのボランティアさんが
来てくれるだろうか?ということだ。

中越地震の時の場合、長岡市には多くのボランティアが集まったが、
長岡市自体は、そんなに大きな被害が出たわけではない。
山古志村の村民の皆さんが丸ごと避難していたから、
そういった意味では、大変な状況ではあったが、
被害の大きさからすれば、川口町や小千谷市の方が甚大だった。

でも、交通アクセスや都市の大きさでボランティアの皆さんが
大きな都市に集中してしまうことは充分考えられる。

東海地震が起きた場合もやはり大都市中心の報道をされるような気がする。
ボランティアをしたいと集まる人もアクセスがいいところに
集中するだろう。

現実問題として、新幹線・東海道線・東名高速道路など主要な幹線は
使えないだろう。静岡県東部で区切った場合、由比町のさった峠を越えて
西からボランティアが来るとは思えない。

では東から箱根を越えて来るだろうか?
がけ崩れなどが考えられるから、初期においては通れないような気がする。
あとは、富士山の東西を南北に走る246号、138号、139号、52号か。
富士宮市を通る139号が一番あてにできるかな。

山梨県側から富士宮市、富士市にはボランティアが流れそう。
また、富士山の東側は、小山町・御殿場市・裾野市・
長泉町・沼津市・三島市とまではボランティアが流れても
清水町まで来てくれるだろうか?

更に考えれば、伊豆半島の東海岸、西海岸、南伊豆の方まで
ボランティアが行くだろうか?
ていうか行けるのだろうか?

海岸は津波の被害が予想されるし、峠は寸断されるケースも
充分考えられる。

阪神大震災や中越地震は、直下型地震だから
同一県内の近隣自治体からのボランティアも多かっただろうし、
被害範囲も局所的だ。

それに比べて東海地震は、静岡県丸ごと被災県になる。
神奈川県西部や山梨県、愛知県、長野県の一部も
被害が出ることが予想されている。

だから、県内の人が他の自治体へ行ってボランティアをするということは
考えられないだろう。

県外から来るボランティアも隣接する県でも被害が出ることが
予想されるから、神奈川県の人も小田原とか箱根あたりで
ボランティアをして静岡県まで来ないかもしれない。

清水町にはどれだけのボランティアさんが県外から来てくれるだろう?
ひょっとして来なかったりして・・。

私は、小千谷市でボランティアをしていたとき、
「どこから来たんですか?」と被災者の女性の方に聞かれた。

「静岡県です」と答えたけど、清水町まで言っておけばよかった。
ひょっとしたら彼女は、東海地震が起きたら清水町を探して
ボランティアに来てくれたかもしれない。
考えすぎとは思うが、ちょっと後悔・・。



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