ここでも何回か紹介した大原秋年さんから、 先月、手紙が来た。
大原さんは、手話を交えた劇団「鼓舞指座」の代表で ろうあ者の映画「四つの終止符」の監督をされた方だ。
どんな手紙かというと、俳優・演劇の実技スクールを 始めるという。 下記、ウォーター・ビジョンHP引用
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俳優・演劇の実技スクール
4月16日(土) 開講
講 師;大原秋年 演出家 三島市在住 ・日本演出者協会会員 ・映画監督 ・鼓舞指座代表 ・東京都生涯学習システム指導者、講師
会 場;ポスタルサロン(長沢郵便局2階) 第2会場・勝田アンダンテスタジオ(三島ビューティタウン)
会 費:1回 1,500円(教材料費は、含みません)
開講日:毎・午前の部 10:00〜12:00 中学生までの児童・生徒(約10名) ・午後の部 13:30〜15:30 高校生から高齢者(約10名)
◎詳細 http://www.watervision.or.jp/wv-haiyu2.htm ◎ウォーター・ビジョン TEL/FAX 055-972-6112
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手紙には、 >私の演劇の原点は学芸会でした >演技の好きなものが演じ >絵の好きな者が背景を描き >鳥の声色がうまい者が鳴く >みんなの力で手作りの楽しさそれが演劇なのです。
と書いてある。
大原さんの目指す演劇教室を感じることができる。
私は、演劇をやったことはないが、 大学生の時にサークルの2つ上の先輩で 演劇が好きな方がいた。
その先輩が「松浦!お前を俺の劇団の主役にする」と 訳のわからないことを言い出し、これから作るという 実態のない空想の劇団のメンバーに入れられてしまった。
そして演劇に興味がある他のサークルの仲間数人と 演劇を一緒に見に連れてかれた。 よく見たのが「演劇集団キャラメルボックス」の公演だ。
このキャラメルボックスには、上川隆也がいた。 上川隆也は、来年の大河ドラマ、司馬遼太郎原作の 『功名が辻〜山内一豊の妻〜』の山内一豊役にもなり、 今では演劇の枠を超え、数々のテレビドラマや映画・CMにも出演する 人気実力派俳優さんだが、 私が見に行きだした13年くらい前は、まだ期待の若手劇団員だった。
その他、早稲田大学へも何回か行って学生演劇を見た。 キャンパス内の仮設テントでスシ詰めになって、 おしりの痛い思いをしながら見た思い出がある。
結局、その先輩は、「今、脚本を書いている」といいながら卒業していき、 卒業後もキャラメルボックスを一緒に見に行くことはあっても、 その空想劇団が活動することはなかった。
しかしながら、劇団名は決まっていて「アキラ」といった。 「演劇ぶっく」という雑誌の1993年4月号の人気俳優チャートで 劇団アキラの俳優?・松浦俊介は、なぜか963位で2票入っていた。 ちなみに1位は野田秀樹3196票、 2位は小須田康人(第三舞台)2432票 3位は筧利夫(第三舞台)2388票、 上川隆也は22位で565票だった。
◎演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/
◎上川隆也
http://www.me-her.co.jp/kamikawa/index.html
◎演劇ぶっく
http://www.enbu.co.jp/enbu/index.html
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