松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成17年7月10日(日)

怪しい昼食会



先日、遂にあの恐ろしくて大変くだらない企画が実行された。

今回は、さらにバージョンアップされ、
何と30人でハンバーガー300個を食べる企画だ。

会場は、M市某ショッピングセンター内ファーストフード店である。
主催者の会社社長は、わざわざ目立つように
この会場を選び、さらに時間帯もお客さんで混雑している
お昼を選んだ。

まったくもって迷惑な企画である。

すでにお昼の混雑が始まっている11:30過ぎ、
第1次攻撃が始まる。
とりあえず、ハンバーガー100個。

仲間の一人がレジに向かう。
「すみません、ハンバーガー100個下さい」
店員「ハンバーガー1個ですか?」
「いえ、100個です」
店員「は、はい100個ですね・・」
「ピッピッピッピ」(レジを打つ店員)
店員「マ・・マネージャ〜、ひゃ、ひゃく打てません」

そうなのだ、この大手ファーストフードは、
100個以上の注文は想定していないので、
2桁までしかいっぺんに注文できないのだ。

マネージャーがアドバイスする。
「2回に分けて打ちなさい」
そして出てきた99個と1個の2つのレシート。

注文後、10分くらいしてまず、10個出てくる。
その後、3〜4分間隔くらいで10個ずつ出てきた。
たたみかけるように、今度はチーズバーガー100個を注文する。

ハンバーガー100個がテーブルの上に積み上げられた頃、
最後のハンバーガー50個、チーズバーガー50個の注文が入る。

1時間くらいしてハンバーガー100個とチーズバーガー100個、
合計200個が一つのテーブルに積み上げられた。

通り過ぎる人は奇異な目でそのテーブルを見つめ、
ある人は笑いながら、ある高校生は「写真撮らせてください」と
話しかけてくる。

200個積み上がったところで、みんな記念撮影をして
とりあえず食べ始める。

みんな最初は冗談を言いながら食べていたけど、
そのうち声も出さずに黙々と食べる。

男性はノルマ10個、女性と子どもはノルマ5個。

私は頑張ったけどハンバーガー1個とチーズバーガー7個の
合計8個で限界だった。

食べ始めて45分くらいして、もうみんなハンバーガー見るのも
嫌になってきたころ、最後のハンバーガー50個と
チーズバーガー50個がテイクアウトの袋詰めでやってきた。

結局50個くらい残して、みんなで持ち帰った。

もう当分ハンバーガー要りません。



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