松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成17年11月6日(日)

中学生が将来なりたい職業



今日は、第35回清水町芸術祭発表の部で町公民館へ行く。

中学生の合唱や日本舞踊、柿田川湧水太鼓、
津軽三味線、フラダンスなど様々な音楽や踊りを
見せてもらった。

さて、その後、先日南中学校で行われた
「夢講座」を担当した社会教育課の職員に話を聞いたのだが、
3年生を対象にした職業講話は、
南中3年生が将来なりたい職業としてあげた職種のベストナイン
だそうだ。

そのベストナインは、
(1)保育士
(2)美容師
(3)営業マン
(4)調理師
(5)医師・獣医師
(6)公務員(教員・役場職員)
(7)介護士
(8)消防士
(9)警察官

だという。
保育士が1位である。
保育士は女性には昔から人気がある職業だと思うが、
男性にも最近、興味がある人が増えているようだ。

そしてちょっと感慨深いのが7位の介護士だ。
10年前では考えにくい順位だ。
間違いなく圏外、そんな仕事があることも知られていなかっただろうし、
私が学生の頃は、
知っていてもきつくて汚い「3K」と言われた職業の
イメージが強かった。

町内には、ここ10年の間に特別養護老人ホームや介護老人保健施設が建ち、
デイサービスなどを行う事業所も増えた。
子ども達にとっても身近な職場になってきていることは
間違いない。

介護の仕事をしていた者としては、
市民権を得たような感じがして嬉しい限りである。

これとは逆に何で入っていないんだろうと思ったのが、
昔から根強い人気の看護師。
5位の医師・獣医師に含まれているのだろうか?

さて、子ども達が将来なりたい職業として、
政治家というのはトップ10に入ってくる時代はくるだろうか?

まず思うけど、政治家って子ども達にとっては、
身近でない。
得体が知れない。
イメージも悪いような気がする。
そもそも政治自体よくわからないかもしれない。

もっと言えば投票率が下がってきているように
大人も政治に無関心になってきている。

政治に関心があるというと変な目で見られかねないかもしれない。
よろしくないね。
そう考えると末端の地方議会議員の役割は大きいような気がする。

ちなみに10位は「社長」だという。
社長は、中学生の講話には不適ということで却下になったらしい。
政治家が圏内に入っても却下になる?



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