松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成17年11月9日(水)

フランスの暴動



久々の中国語講座ネタ。

先生の最近注目トピックはフランスの暴動だという。
理由は、中国にも飛び火するかもしれないというから。

フランスの暴動は、アフリカ等から流入しているイスラム教系の
移民や東欧系の移民が失業問題から端を発して暴動に至っている
ようだが、中国の場合は、農民が同じように暴動を
起こす危険性があるという。

中国は、あまりニュースになっていないけど
けっこう暴動が起きている。

中国の場合、すぐ軍が出動するけど
フランスは、警察力だけで対応している。

フランスの失業率は、10%。
貧富の差がかなりあり、先生がフランスへ行ったときは、
イスラム教系の人たちに対する差別みたいなものも感じたという。

日本は失業率5%未満だけど、10%超えたら暴動が起きるだろうか?
別に仕事がないことだけが暴動の理由ではないだろうけど、
日本の場合、ニートと呼ばれる人たちがいる。

厚生労働省の『平成16年版労働経済の分析』によると、
就労対象人口の15-34歳の男女のうち2003年で52万人がニートである。

仕事が無くて暴れるフランスの若者、
仕事を探さない日本のニートと呼ばれる若者。
もちろん危害を与える暴動とニートを比較するのは
おかしなことだとは思うけど、
どちらも深刻な社会問題。

◎ニート
NEET(ニート、無業者、Not in Employment, Education or Training)とは、英国で社会問題になり労働政策の中で用いられた「職に就いておらず、学校等の教育機関に所属せず、就労に向けた活動をしていない15〜34歳の未婚の者」を言う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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