松浦俊介Top>「コラム」ダイジェスト>平成18年5月16日(火)
『天皇皇后両陛下-宮中のご公務-』
今日は、午後、静岡県神社庁東部地区教化研修会というのが 三島大社であり、竹田恒泰氏が 「皇室典範改正問題について」と題して講演を依頼されていたので 同行する。 三島大社の社務所で行われ、 賀茂・田方・駿東・富士各支部の神職の方50名ほどが 集まっていた。 研修会の最初に毎日映画社の 『天皇皇后両陛下-宮中のご公務-』という30分ほどのビデオを見た。 企画を宮内庁がしており、普段、天皇皇后両陛下が どんな仕事をしているのかよく分かるビデオだった。 私たちがニュースなどで見る陛下とは、 どこかの被災地へ行って住民を慰労されたり、 宮中で内閣総理大臣を任命される儀式、 文化勲章などの授与式や園遊会くらいだが、 主な拝謁・お茶・ご会釈などだけで 平成17年で243団体,7,408人。 http://www.kunaicho.go.jp/04/d04-01-02.html 国賓とのご会見で平成17年で年間40回くらい。 http://www.kunaicho.go.jp/04/d04-17-gokaiken.html 新任の外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式が 平成17年で34件。 http://www.kunaicho.go.jp/04/d04-17-sinninjyo.html 日本から外国に派遣される大使夫妻についても、 赴任前と帰朝後に一人一人にお会いになり、 その数は平成17年に60か国。 閣議決定の書類などの決裁が年間1,000件。 宮中祭祀が年間20回くらいと、 とにかく激務だということが視覚的によくわかった。 天皇陛下は、肉体的にも精神的にもタフでないとできない。 もし、これで愛子さまが天皇陛下になったら、 これだけの公務・執務をこなせるのだろうか? さらには結婚して、子どもを産み育てることまで できるのだろうか? ストレスなどが原因で不妊になることはないか? 国民から注目される立場で、いろんなプレッシャーもあって 皇后陛下も雅子さまも病気になってしまった。 いくら日本国および日本国民統合の象徴とはいえ、 ひとりの生身の人間、女性にその全てを求めるのは、 あまりにも酷のような気がする。 自分なんて女じゃないけど 200億円もらったってやりたくないよ。 |
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