松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成18年8月11日(金)

国会議員政策担当秘書



昨日、ディベート倶楽部の子達と一部OBを連れて、
東京へ行く。
今回は、皇居と国会へ行ってきた。
皇居の話は、また後にして国会へ行った話をまずする。

国会は閉会中で、細野もオーストラリアへ外遊中であったが、
今回は、細野事務所の国会議員政策担当秘書のSさんに
申し訳ないことに休みの中お願いして、
議員会館に来てもらって
政策担当秘書とはどんな仕事かお話ししていただく。

国会議員は、多くのスタッフによって支えられている。
その中で、議員の政策立案などで片腕となって働くのが
政策担当秘書である。



国会議員政策担当秘書は、1993年に始まった制度で
国会法132条2項
「主として議員の政策立案及び立法活動を補佐する秘書一人を付することができる」
を根拠として、一議員当たり一人置くことができる秘書である。

国会議員の数が衆議院議員480人、参議院議員242人なので
併せて722人しかいない。

国家資格で国家公務員I種と同等と超難関といわれているが、
Sさん曰く、「難しさは国Iと地方上級の間くらい」と言っていた。

Sさんは、この制度ができた最初の試験に挑戦し、
800人ほどが受験し、60人くらいの合格者だったたという。

その後、毎年試験が行われるが、合格率は5%未満で
合格者数は数十人くらい。

特別職の国家公務員なので議員が失職すると
自動的に本人も失職する。

でも、政策担当秘書の資格を持っている人はまだ少なく、
合格しても政策担当秘書にならない人もいるので、
けっこう採用窓口は多いといそうだ。

年収は740万円からで、経験年数に応じて給与も上がる。
大学卒業と同時に働けるので、
新卒で採用されれば、月給で40万円くらい頂くことになる。

政策担当秘書の魅力は、他の役所勤めの公務員だと
自分の担当する仕事が限られてくるが、
その政治家につくことによってあらゆる分野の政策立案・立法活動に
自分の力が発揮できることだという。

特に野党の場合、政府与党と違って霞ヶ関が出してきた法案の
問題点を調査・研究したり対案を出したりと
政治家としての力量が試されるので、
そうした中でより政策担当秘書としての役割が求められる。

多忙な議員に代わって各地に視察へ出向き、
調査することもあるという。
また、多くの各界の著名人とも会う機会があり、
人脈も広がるそうだ。

ディベート倶楽部の学生から
「議員と政策で対立することはないか?」
との質問が出た。

政策担当秘書として採用されるときに基本的な政策に関しては、
確認しているので大きな違いはないとのことだが、
仮に違いがあってもその議員の政策立案をサポートするのが
この仕事だという。

Sさんは、女性で大卒後2年ほど働いた後、結婚して退職したが、
しばらく後、また政策担当秘書として復帰した。

勤め人だと一度退職したら、もとの職場やポジションへ復帰したり、
そのブランクを穴埋めすることは極めて難しいが、
この仕事は、女性が再び仕事へ復帰することも十分可能だそうだ。

議員と二人三脚で国の方向性、将来を考える。
労働条件としてはあまりいいとは言えない。
しかしながら、議員を影で支え、
国を動かす最前線で働ける
とてもやりがいのある仕事である。



◎国会議員政策担当秘書の試験問題
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/osirase/hisho-reidai2.htm

(おまけ)
電源特会の話をしてくれた。
電源開発促進対策特別会計の無駄遣いで、
「インターネット広報事業」に約3億円使われていたそうだ。
委員会での再三の追求で今年度予算から半減されたようだが。
http://www.goshi.org/topic/05dengen/

国の予算書などはフツーに単位が1億円から始まるそうだ。
清水町の予算書は千円単位で明記されているが、
何兆円という予算の中であっても
0円か1億円かは大きな違いだとSさんは言っていた。

(おまけ2)
そういえば細野も政策担当秘書の経験がある。



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