松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成18年8月22日(火)

皇居参観



8月10日、ディベート倶楽部で行った皇居参観について書く。

皇居や京都御所など宮内庁が管理する施設で
予約するれば参観ができるところがある。

どちらも以前、参観したことがある。
そんなに特別なところが見られるわけではないが、
こういう機会でもないと彼らも行くこともないと思ったので
中高生とOBの大学生を連れて行った。

予約は、宮内庁のホームページから4日前までにすればできる。
ただし、人数制限もある。
午前と午後の部があるが、夏休み期間中は午前中だけで、
土日・祝日、年末年始は休み。
18歳未満の子どもの場合は、成年者の引率が必要。

新幹線で東京駅まで行き、
そこから桔梗門まで歩く。

照りつける太陽が丸の内のオフィス街の窓に反射して暑い。
15分ほどで桔梗門に着く。
参観は10時からで9時半から受付が始まる。

宮内庁の担当の方に参観許可通知を見せて中へ入る。
門をくぐってすぐに窓明館という休憩所みたいな施設がある。
たくさんの机とイスがならび売店もある。
売店には、いかにも外国人が喜びそうなお土産品が並んでいる。

この窓明館で皇居の説明のビデオを見て、
参観ルートを確認する。

ルートは、富士見櫓、宮内庁庁舎、宮殿前の広場を通って二重橋まで行き、
そこから宮内庁庁舎の裏を通って戻る。
2.2kmの道のりをだいたい1時間15分ほどで歩く。

この日は100人くらいの方が来ていた。
外国人も多く、外国人の方のために英語の説明が録音された
レコーダーを貸していた。

二列になって歩き、ポイントごとに担当の方から説明がある。
宮殿前の広場では、明治大学と国士舘大学の学生がボランティアで
掃除をしていた。
腕に紫の腕章をしている。

参観者は、それぞれ思い思いに写真などを撮るので
すぐに列が乱れる。
そのたびに宮内庁の人が注意をする。

宮殿は、天皇誕生日や新年の一般参賀で
皇室の方々が長和殿ベランダで挨拶をされる建物である。

他にもいくつか棟があり
正殿松の間は、新年祝賀の儀,信任状捧呈式,
親任式,認証官任命式,勲章親授式,講書始の儀,
歌会始の儀等の主要な儀式に使用される。

うちの高校生は、でかい宮殿を見て
「雑巾がけが大変そぉ」
なんて言っていた。

誰が宮殿内の掃除をするんかの?
学生ボランティアが宮殿内もやるのかなぁ?

皇居参観は、予約をしないと入れないが、
東御苑は、月曜日と金曜日以外は誰でも予約なしで入園できる。
江戸城本丸があったところで天守台も見学できる。

興味のある人は是非一度どうぞ。

◎宮内庁参観案内
http://sankan.kunaicho.go.jp/

◎皇居東御苑の公開要領
http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-03.html



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