松浦俊介Top「コラム」ダイジェスト>平成19年2月10日(土)

豊田市と合併したくなる村



下記、毎日新聞記事

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しなの国の行方:統一地方選を前に/3 根羽村 /長野
2月8日12時1分配信 毎日新聞

 ◇道州制注視、県分割もいい
 トヨタ自動車系の大手部品メーカー、アイシン精機(愛知県刈谷市)は、長野県が手がける森林整備事業「森林の里親事業」に参加し、根羽村との交流を続けている。同社とグループ会社のアイシン・エイ・ダブリュ(同県安城市)が資金を出して愛知県の水源地でもある同村の森林を守るという事業だ。年に3回は両社の社員とその家族らが村を訪れて、交流イベントを楽しむことが村の恒例となっている。
 アイシン精機さわやかふれあいセンターの岸本信秀さんは「三河地域の水源を守ろうと活動している。上流と下流が一致団結して街づくりをしようというのが狙い。根羽は愛知県との県境にあり、良い仲間として活動させてもらっている」。
 県庁から南に約170キロ。県の南端に位置する根羽村は南を愛知県豊田市、西を岐阜県恵那市と接する人口約1250人の過疎の村だ。村内を流れ三河湾に注ぐ矢作川や、豊田市と通じる国道153号の影響で、愛知県三河地域との結びつきが強い。全校生徒34人の村立根羽中学校では、毎年数人が愛知県の高校に進学する。武居繁定校長は「愛知県の中学と練習試合をすることもある。同県の高校への進学に抵抗がないのでは」と話す。
 新聞のチラシは豊田市のものも入る。「根羽を訪れる観光客の6〜7割は愛知県の人。飯田からも遠いので、経済的にも愛知を向いている。豊田市にはバスも出ており、買い物に出かける村民も多い。生活圏で言えばここは三河と一緒だ」。根羽村商工会の今井毅経営指導員(46)はその結びつきを説明する。
 「平成の大合併」が議論されていた03年ごろ、住民の間では、豊田市への合併を望む声も多かった。しかし「行政の壁」(小木曽亮弌村長)に阻まれ、申し入れまでには至らなかった。飯田下伊那地域の「1市合併構想」もまとまらず、隣接する平谷村や売木村との合併も「過疎の村と過疎の村が合併しても過疎は変わらない」(小木曽村長)として断念。自立を選らばざるを得ない状況に追い込まれた。

■2007/02/10 (土) 豊田市と合併したくなる村(2)

 「県境で生きる村は戦争で言えば最前線。体を張って頑張っている」と小木曽村長は訴える。村は自立への方針を定めた「ネバーギブアップ宣言」を発表。職員削減など“体質改善”を進行する一方、村の主な産業である林業を活性化する「林業立村」を掲げ、財政基盤の強化を目指し多彩なイベントなどに取り組んでいる。
 当面の自立を宣言をしている同村だが、道州制へ向けた動きは注視している。小木曽村長は「道州制は国が決めることではなく、住民が決めること。ここは中京圏によって生かされている。長野県が三つぐらい分かれてもいいと思う」。その時は今度こそ、三河地域と一緒になるつもりだ。【神崎修一】
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 ◇メモ
 都道府県をより広域な10ほどの「道」や「州」と呼ばれる自治体に再編する制度。道や州に国からの権限や税源を移譲する。昨年2月、地方制度調査会は「導入が適当」と小泉純一郎首相(当時)に答申。長野県は茨城、栃木、群馬と同じ「北関東甲信越」か茨城、栃木、群馬、埼玉の「北関東」に組み入れられる区割り案が公表されている。しかし、中部経済連合会(名古屋市)が愛知など東海3県に静岡、長野県を加えた「中部州」構想を打ち出している。村井仁知事は道州制導入で県分割の可能性も示唆している。

2月8日朝刊

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長野県では、旧山口村が
2005年2月に岐阜県中津川市へ越県合併した。
根羽村だって豊田市と合併しても不思議ではない。

豊田市は、平成17年度の財政力指数が1.78(全国市町村平均0.47)、
経常収支比率が63.3%(同90.5%)、
起債制限比率4.7%(同11.2%)と
驚異的富裕団体。

県が違えど隣接しているなら合併したくなる。
隣接していなくても飛び地合併したくなる。

でもこうした越県合併が増えていくと、
道州制を導入しなくても長野県は
県境から切り取られていって分割していく?



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