昨日の静岡新聞に清水町が行った合併に関するアンケートの結果が
一部掲載された。
私も、8月8日(金)の広域都市づくり調査特別委員会で
資料を戴いた。
「合併すべき」65%とセンセーショナルな見出しであるが、
情報が一部しか掲載されていないので、
誤解を招かないように、新聞に掲載された情報を
補足しておこうと思う。
まず、「あなたは清水町が将来合併する必要があると思いますか。」
の問に
○今後10年間くらいまでの間に合併すべきだと思う【28.4%】
○合併特例法の期限(平成17年度3月31日)までに
合併すべきだと思う【21.1%】
○将来的(今後10年以降)に合併すべきだと思う【15.2%】
○合併する必要はないと思う【18.0%】
○わからない【16.6%】
という結果である。
「合併すべき65%」というと、すぐにでも合併すべきと考えている人が
町民の過半数もいるのではないかと錯覚してしまうが、
合併特例法の期限である平成17年度末ぐらいまでと
考えている人が21.1%なので、町民の5人に1人。
それと母数の構成比であるが、PTAの方などが多かったせいか
○男 37.9%
○女 62.1%
となって、女性が多めである。
年代別も
○20代 3.7%
○30代 20.5%
○40代 28.1%
○50代 12.1%
○60代 20.2%
○70歳以上 15.4%
となっており、20代が少ない。
母数に性別と年代別で多少偏りも見られるが
回収数1249人で町民の約4%の意見ではあるので
この数字は、いろいろと考えていかなければ
ならない数字だと認識する。
合併の枠組みで多い順に5つ上げると
○沼津市・三島市・長泉町・清水町【23.9%】
○長泉町・清水町【13.5%】
○沼津市・清水町【10.7%】
○沼津市・三島市・函南町・長泉町・清水町【9.8%】
○沼津市・三島市・裾野市・函南町・長泉町・清水町【9.5%】
となっている。今後、清水町の現状と将来性を充分考えた上で、
合併の必要性の是非を明確にし、
将来的には政令指定都市の60〜70万都市を目指すとしても、
それまでのステップとして、
枠組みをアンケート上位5つぐらいを個々検討していくべきだと思う。
アンケート結果について詳細は、9月1日号の「広報しみず」に
掲載される予定。
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