松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成15年9月30日(火)

消防緊急情報指令システム



午後、沼津市吉田町にある消防指令センターを見学する。

ことの始まりは、一般質問で耐震診断について
質問したとき、それに対応したのが消防長で
消防署でいろいろ話を聞いてるうちに、
消防署のことについてもっと知りたくなった。

消防長に消防署を見学させてほしいとお願いしたら、
消防指令センターというすごいのがあるから、
ぜひ、そちらを見学してくださいというので、
お願いすることにした。

この消防指令センターは、今年4月より運用され、
沼津市・三島市・裾野市・長泉町・清水町を管轄している。

消防緊急情報指令システムという消防活動の
高度化を目指した最新鋭システムで、
具体的に何がすごいかというと、
119番をすると、モニターに瞬時に電話をしてきた
場所の地図が表示され、電話で火事か救急か
状況などを確認している間に、その地図が自動的に
最寄の消防署に送信され、
電話を受信して2分後には出動しているという。

また、すべての消防車や救急車にGPSがついており、
出動した車両でも、現場が近ければ直ちに連絡が入り、
急行するという。

以前は、119番をすると住所を聞いて
ゼンリンの地図で場所を確認して、
出動していたらしいのだが、
現在は、電話をしただけで場所の確認が
コンピュータで表示される。

ただし、携帯電話はまだ携帯電話会社と連携していないため、
そのようなシステムになっていない。
住所を聞くか、近くにあるコンビニやお店の名前を
言えば、直ちにコンピュータで検索して、
地図上に表示する。

また、固定電話だと管轄である3市2町しか
かかってこないが、携帯電話は、湯河原や
富士吉田、下田の方からもかかってきてしまうという。

現在では、6割くらいは携帯電話から119番が入るという。
119番をする時は固定電話でした方が早いです。

(おまけ)
昨年度、清水町の119番受信件数は1390件で
1日約4件ほど、いたずれ電話などもあり、
実際の出動は半分ほど。
見学中も公衆電話からのいたずら電話があった。
火災が13件で、ほとんどが救急。



消防指令センターの消防緊急情報指令システム
沼津市にあるが、三島市・裾野市・長泉町・清水町との共同運用。
119番があるとモニターに瞬時に現場地図が表示される。
また、全ての緊急自動車の位置もGPSで確認できる。



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