松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成15年11月7日(金)

御柱の森



視察から帰ってきました。

諏訪大社には上社と下社がある。
さらに上社には本宮と前宮、
下社には春宮と秋宮と
4つのお宮があり、
諏訪湖周辺に4ヵ所に点在している。

そしてそれぞれに4つの御柱が境内の四隅に
立っているので、合計16本の御柱が必要だ。

来年この16本の御柱を新しい御柱に交換する。

上社の8本と下社の8本の御柱は
それぞれ別々の森から伐採される。

諏訪大社上社本宮に参拝し、
最初に上社の御柱の森を見に行く。

上社の御柱の森は、神社から20キロぐらい
離れている蓼科にある。

大学や企業の研修所が並ぶ森の中の道を
くねくねと走り、わき道を100メートルぐらい
進んだところ車をとめ、
森の中を1〜2分ぐらい下ったところに
御柱となる木を発見した。

すでにどこの神社の木になるか札としめ縄がしてあり、
その近くにブルドーザーなど重機が2台並んでいた。

ブルドーザーはふもとから御柱に向かって
道を作っていた。


蓼科の森から御柱になる木を伐採し、
運び出すための道を作っていたのを見て、
6年に一度とはいえ、大変なことだなと思った。

御柱周辺など森の中は、熊笹など下草は
刈られており、また運び出したり、
御柱を切るのに邪魔になりそうな周辺の木なども
伐採されていた。

次に下社の御柱の森を見に行った。

下社用の御柱8本はすでに切り出されており、
まとめて森の入口の道路わきに並べてあった。

8本の御柱はどれもまっすぐではあるが、
太さも形状もそれぞれ違った。
しかし、一番太い木がどれも一之御柱と
立て札がしてあった。

こちらの森は下社からそう離れておらず、
「御柱の森」と立て札と
鍵のついた門扉が森の入口にあり、
そこを開けて、車一台が通れるだけの幅の道を
進んでいった。
5分ほど走ったところで、
切り出された御柱のあった所の周辺に着き、
車を降りて見に行ってみた。

切り株の周辺には、ほかにも立派なモミの木が
いくつかあり、
今後、御柱候補になるであろう木には、
すでにテープで目印がしてあった。

切り出された御柱は、年輪を見てみたら
100年〜200年くらいに見えた。
太さは、大人が3人くらいでやっと手が回るくらいの
大きさであった。

御柱祭りでその御柱に男達がまたがって
山を下る「木落し坂」も見に行った。
斜度は45度で上から見るとスキー場の上級者コースぐらいの
斜面に見えた。

こんな所を何十トンもあるであろう御柱にまたがって
落ちていくなんて、まさに神がかり的なことだ。

今回は、「諏訪大社」と「御柱の森」との関係をいろいろ知ったのだが、
諏訪大社に限らず、神社と森の関係というのは密接である。

有名なのは伊勢神宮で、20年に一度「式年遷宮」といって、
全ての神殿を隣の位置へ建て直す。
伊勢神宮は、内宮(ないくう)と外宮(げくう)と
二つのお宮があり、それぞれにいくつも神殿があるから
それを造るための全ての木を伊勢神宮は
周辺の森を管理することで維持している。

また明治神宮も明治天皇を祀ってあるけど、
あの明治神宮の森も神社を造るのと一緒に
人工的に造った森である。

神社と森はセットである。
森を大切にする文化が神社にはある。
神社を通して日本人と森の関係を知ることは
けっこう面白い。



上/長野県諏訪市にある諏訪大社上社本宮
(境内の四隅に御柱が立つ 写真は一之御柱)
下/長野県蓼科にある上社の御柱を切り出す森
中央の木がこれから切り出す予定の御柱になるモミの木)



上/御柱になる木に向かって重機が道をつくる
下/白樺の森に道を切り開く
(柿田の関本委員)



上/次回の上社本宮の一之御柱
(左は地域振興課の木村さん、右は名倉勉議員)

上/御柱木落し坂
(展示してある御柱には御幣がついている)
下/下社の8本の御柱をここから落とす
(斜度45度で次回は来年の4月と立て札)



上/すでに切り出された下社(春宮と秋宮)の御柱8本
(左端と左から5番目の一之柱が一番太い、
左4本が春宮の御柱、右4本が秋宮の御柱)

下/下社の「御柱の森」から切り出された御柱の切り株)



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