松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成15年12月21日(日)

町長「2市3町」を支持



静岡新聞によると
昨日、清水町商工会を中心とする組織「市町村合併を推進する会」の
設立総会が開かれ同商工会で開かれ、
町長が2市3町(沼津・三島・長泉・函南・清水)
での合併の枠組みを支持すると表明した。

この2市3町の商工会議所・商工会は、
この枠組みでの特例法までの合併を目指し、
それぞれの首長や議会に要望書を提出している。

清水町議会には7月18日に
商工会議所・商工会で組織する「2市3町広域合併研究会」の
副会長 清水町商工会 会長 関本文彦氏の
名前で議長宛に「市町村合併に関する要望」と
題して出ている。
この要望書には、特例法の期限内を念頭に
2市3町での合併へ向けて踏み出していただきたいと
書いてある。

「2市3町広域合併研究会」は
会長が沼津市商工会議所の会頭 諏訪部恭一氏で
副会長が三島市商工会議所会頭 峰田武氏で
ほか函南・長泉・清水・原町の商工会会長が副会長である。

夏に町が行った合併に関するアンケート(母数1249人)で
一番多かった合併の枠組みが
沼津・三島・長泉・清水 23.9%
これに函南町を入れた2市3町だと9.8%
この2つを入れれば3分の1の人は
沼津・三島・長泉・清水での合併の枠組みを
支持していると思われる。

私もこの2市3町での合併での枠組みが
ベストだと思うし、出来ることなら17年3月の特例法までに
メドをつけて合併特例債をもらったほうがいいと思う。

一般質問でも記述したが、730億円も国から
お金を借りれて、うち約500億円はタダでくれてやるというんだから、
こんなうまい話はないだろう。

私が一般質問したとき、町長含め当局の答弁は、
特例法にこだわらず、50〜60万都市を目指すという。
つまり4市7町1村での10年後の合併が
当面の方向だったわけだが、
2市3町も支持するという。

清水町は沼津市と中核市目指しているんだから、
当然といえば当然だ。
この枠組みで合併すれば、人口45万人近くになり、
中核市30万人は軽くクリアーする。


この枠組みなら清水町が重要な地域になるのは
地政学的にみて自然だと思う。

沼津市役所より沼津インターには近く、
三島市の周辺部よりは三島駅には近いだろう。
何よりサントムーン周辺を見ればわかるように、
交通の便のよさがあれだけの集客力を維持しているのは
紛れもない事実であろう。

沼津市や三島市、長泉町の人のお金が
あの辺でたくさん落ちていることは間違いない。
事実、長泉・清水町循環バスは長泉町民ばかりで
その目的はサントムーンでのお買い物が
大きなウエイトを占めている。

沼津市では丸井が来年のゴールデンウイークで
撤退が決まった。

沼津市の中心部はどんどん求心力をなくしてきている。
まぁこれは、どの都市にも言えることだと思う。
三島市の商店街だって、松菱の跡地問題を抱える浜松だって
中心地は求心力をなくしている。

長期的なビジョンでの都市計画を考えれば、
沼津、三島、長泉、函南、清水のそれぞれの長所を生かし、
それに特化した町づくりをし、
それぞれ専門性を持たせて、
状況に応じて人が移動できるような
都市形成が出来ればと思う。

何でもかんでもある街に中心地を集中するのは
よくない。

2市3町で
東京の新宿・渋谷・丸の内・霞ヶ関・六本木・上野・巣鴨みたいに
いろんな特色ある街づくりができればと思う。

富士山は小御岳火山と古富士火山という二つの火山が土台になって
単体としては世界最高の成層火山を形成している。

沼津市と三島市は、自分たちの山を大きくすることを
考えたって、もう限界にきている。
それぞれが噴火したって、もう山は高くならない。

一緒になって富士山をつくることを考えるべきだ。



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