今日は、午前中に23日に続いて
中核市について全員協議会が行われた。
23日の全員協議会の後、
沼津市・清水町中核市推進協議会の幹事会が開かれ、
沼津市側幹事会から清水町幹事会に対して下記のような宿題が出された。
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沼津市・清水町中核市推進協議会に係る確認事項について
厳寒の候、貴職におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、去る1月21日に清水町長が沼津市長を訪問した際の発言内容や町長の清水町議会における発言を伺いますと、幹事立会いのもと、平成13年2月に沼津市長と清水町長で約束された「5年・10年のスケジュール」がまったく無視されていると認識しております。
つきましては、以下の内容について、平成16年1月30日(金)に開催する、沼津市・清水町中核市推進協議会幹事会までに、事務局沼津市政策企画課に文書にてご回答願います。
なお、ご回答いただけない場合、あるいはご回答の内容の如何によっては、沼津市側幹事として、重大な決意をもって対処する所存であります。
記
1.本年4月に沼津市・清水町合併準備会を立ち上げること。さらに、ここに第三者が参加すること。
2.平成16年3月に開催される清水町議会での町長の施政方針表明で、これまでの町長が繰り返してきた「沼津市との単独合併はありえない」という発言を撤回すること。
3.以上のことを町長名で書面で約束すること。
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ここで確認すべきは、沼津市側幹事は平成13年2月に沼津市長と清水町長が
合併に向けての「5年・10年のスケジュール」について
約束されたもので、それについて無視されているという認識であること。
そして沼津市側は、回答如何では重大な決意をもって対処するという点で
ある。これについては、予測は出来るが、重大な決意とは何かとは
公式な場では言っていない。
以上のような文書が最初に配られ、
宿題に対する回答案として下記のような書類が一緒に配られた。
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沼津市・清水町中核市推進協議会に係る確認事項について(回答案)
1.「沼津市・清水町合併準備会の立ち上げについては、清水町は現時点では、町民の合意形成が図られておらず、そのような環境にないことから、今後町民の合意形成を確立していく必要があります。
したがって、「沼津市・清水町合併準備会」に代わる組織として、(仮称)「沼津市・清水町行政連絡会」を平成16年度に設立し、沼津市、清水町の合併について調査・研究を進めるとともに、商工団体が要望する2市3町に、向けた活動へも参加してまいりたいと考えます。
2.「沼津市との単独合併はありえない」とした発言について、平成16年3月議会で方向修正をします。
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以上のたたき台が出され、議員全員で話し合われた。
まず、最初にこの大事な会議に、
町長が出席していなかった。
これに対して多くの議員から町長をこの全協に呼ぶように
意見が出された。
そもそも、当町側の幹事は、議長や議長経験者、常任委員長、助役、収入役、
総務統括参事、議会事務局長で、町長は入っていない。
なんで2番の町長の合併に関する方向修正を清水町幹事の名前で
回答するのだと疑問に感じるし、
それ以前に方向修正って何だ?
「沼津市との単独合併はありえない」を方向修正ってことは
町長は単独合併する方向に180度、方向転換か?
助役の説明では、簡単に言えば、単独合併も鑑みるというような
あいまいな発言をした。
こんな大事なことをなんで町長の口から聞けんのだ。
町長は今まで、公約でも地区懇談会でも議会でも
さんざん「単独合併はない」「沼津との合併の約束などない」
と言ってきている。
沼津市側からすれば、
町長は、沼津市には「合併スケジュール」の約束をし、
町民や議会には「単独合併はありません」と発言している。
二枚舌である。
全協では、特に2番について多数の議員から異論が出て、
結局まとまらなかった。
ていうか、まとまるわけがない。
町長も出てこなかった。
その後、幹事の皆さんで全協で出た意見を踏まえ
まとめることになり、それを
午後、沼津市側へ回答することになった。
また、もっと強烈な宿題が沼津市から出されると思う。
次回、2月3日にまた全協が開かれる。
今、清水町は重大な局面を迎えている。
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