今日も議長の辞職願いは出なかった。
さすがにこれ以上は議会を延会にするわけにはいかないので、
議会が開かれた。
今日は、来年度予算などの議案の質疑が行われた。
その中で、来年度から採用される職員について質問が集中した。
去年行われた、清水町職員の職員募集は消防職若干名だった。
結果、採用されたのは4名だったのだが、
消防職職員の定員は条例で42名と決められており、
現在欠員が1名で今年度末で退職する人が1名。
よって、年度末には欠員2名である。
なのに、4名採用すると2名オーバーして、条例違反になる。
この件には、岩崎議員、森野議員、山本議員が質問したのだが、
当初、このオーバーする2名は、
人事交流で一般職へ異動させるという話だった。
しかしながら、消防職で採用しているのでどのみち4月1日9時現在では
消防職であり、条例違反となる。
ここで、午前中の質疑がストップし、午後に持ち越された。
午後1時半、質疑が始まるとすぐ、当局がウルトラEの答弁をしてきた。
それは、3月末までに現在の消防職員2名を一般職へ異動し、
新規に採用される消防職員は、2名一般職へ異動させることなく、
全員消防職員とするという話だ。
午前中の話と整合性の合わない答弁をしてきたため、
結局、最初の新規採用消防職員2名を一般職へ異動させるという話は、
取り消しとなった。
また、この採用には、町長の親族や知人が入っているという情報があったので、
私は、「新規採用の職員に町長の親族や知人がいませんか」という質問をしたら、
「町長の姻戚関係のある方がいる」という助役の答弁だった。
あわせて、過去、採用職員に町長の親族の方がいるか聞いてみたら、
「いる」という話だった。
もちろん、誰にだって職業選択の自由があるのだから、
姻戚関係の人だって、実力があり試験を通れば採用してもいいだろう。
しかしながら、世間はそのように見ない。
自分の会社ならいいけど、役場の職員に関しては、
町民の目も大変厳しいものだ。
「李下に冠を正さず」「瓜田に履をいれず」だ。
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