松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成16年6月5日(土)

2人教員は効果なし?



産経新聞に下記のような記事

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少人数授業 「習熟度別」英数で有効 「2人教員」は効果なし

 到達度などに応じ、グループに分かれて授業を行う習熟度別学習が中学校の数学や英語などで有効な一方、一つのクラスに主、副二人の教員が付いて授業を行うチーム・ティーチング(TT)は、小学校の算数、中学の数学、英語でいずれも特別な効果が認められなかったことが四日、国立教育政策研究所が行った少人数授業に関する調査で分かった。
 調査は、少人数授業を取り入れている学校が多い算数・数学と英語を対象に、算数では小学四年と六年▽数学、英語では中学二年−の児童生徒計二万二千百九十六人に対し、学力テストとアンケートを実施。七つの授業タイプ別に「学力」「興味・関心・意欲」「学習態度」の三つの面から効果を調べた。
 その結果、中学の数学と英語では「学力」「興味」「学習態度」とも、クラスで一斉授業を行った後、習得できた人とそうでない人のグループに分かれて授業を行う習熟度別学習(完全習得学習)が、最も効果が高いことが分かった。
 また、小学校の算数については、新たな単元開始前にテストなどの結果であらかじめグループを分けてしまう習熟度別学習(到達度別学習)や、学級を単純分割して十五−二十人程度で行う授業が、「学力」で高い効果を示した。一方で、「興味」や「学習態度」では、三十人や四十人程度のクラスで行う一斉授業が効果的だった。
 TTについては、小学校、中学校とも「効果的」とされた項目はゼロ。同研究所は「大体、少人数指導が効果的という結果だが、少人数ならいいのではなく、指導方法の工夫や改善が重要」としている。(産経新聞)
[6月5日3時7分更新]

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清水町では、小学校低学年に担任の先生とは別に
生活支援補助員として、一般の地域の方を採用して
2人体制でやっている。

主な目的は、昔と比べて家庭力・地域力がなくなってきて
いることにより、学校の勉強に集中できない子供が増えており、
子供のしつけを中心に生活支援補助員がサポートしているという。

でも、上記の新聞によると
「学力」「興味・関心・意欲」「学習態度」の三つの面とも
効果がないようなことが書いてある。
清水町では、それなりに効果があるようだけど
どうしてかいな。



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