松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成17年4月13日(水)

市長と語る「市民ふれあいトーク」(三島市)



昨日、夜7時より三島市青木公民館で
タウンミーティングが開かれるというので、
高木議員と行く。

会場には70〜80人くらいは集まっただろうか。
ホールの後ろには三島市の部長さん達が並んでいた。

前半は、三島市の今後のまちづくりなど
市政報告をパワーポイントを使って説明した。

後半は、清水町民の住民発議による2市2町の合併協議会設置の件など、
合併問題に関する市長の考え方を述べた。

小池市長は、2市2町の合併に関して5つの問題点を指摘した。
それは、
1.昨年7月の市民意識調査で73.3%が
 現状維持も含め、20万人以下の都市を望んでいる。

2.三島駅北口で隣接する長泉町が含まれていない。

3.事業所税が生じる。
  政令指定都市を目指す新・浜松市の合併に湖西市が抜けたのが
 この事業所税がかかることを理由に説明する。
  三島市は、この事業所税の対象になる事業所が100箇所あるという。
  *【事業所税解説】2004.10.22日記「静岡市」政令指定都市へ
   http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=321783&log=20041022

4.伊豆ナンバー創設に大きな影響が出る。
  伊豆ナンバーは平成18年度中にほぼ実現できそうな見通しだという。

5.市民の合併に向けた共通認識が達成されていない。

以上だが、先月行われた市議会代表質問での市長の答弁と
だいたい同じ。

そして、今後の方針であるが2点あげた。

1.現在行っている三島市のまちづくりを一歩一歩着実に進めていく。
2.隣接する長泉町、清水町、函南町との連携を強化し、
 最終的には1市3町の合併を目指す。

とした。

その後、まず、合併関連についての質疑応答があった。
合併関連に関する市民の意見は、市長の意見に全面的に賛成など
特に異論などはなかったが、合併関連の質疑が終わろうと
したところで最後に露木市議会議員が市長に質問した。

露木議員は、今は解散してしまったが三島市議会の
合併問題特別委員会で委員長をされた方だ。

露木議員は、
「市長は1市3町の構想を掲げているが、隣接する3町にその話をしているのか?」
と迫る。
小池市長は
「一段落してからしてみたい」
と答弁。

続いてさらに露木議員
「三島市の一般会計は300億円を割り、財政的に大変厳しい。2市2町法定合併協議会の設置に関して、三島市は冷ややかではないかという話もある。他の自治体と話し合いをして、市長はリーダーシップを発揮して欲しい」

と2回、3回と市長に迫った。

市長の答弁は、私が聞いてて特に収穫になるものはなかった。
露木議員の質問に関しては渋い顔をしているように私には見えた。

市長のいう一段落してから1市3町の構想を進めたいみたいな話だが、
私が思うに、5月か6月には各議会で決を採る
この2市2町法定合併協議会設置議案が仮にボツになったあと、
1市3町の話が出ても、清水町が乗れるとも思えない。

2市2町の法定合併協議会が設置され、
話し合いの結果物別れになった上でのことならわかるけど・・。

それとも1市3町と言ってるけど、
清水町なんてどちらでもいいと思っているのだろうか?

私は、函南町長が3月議会でも言っていたように、
仮にこの話がボツになっても、長泉町も含めた
法定ではない2市3町の任意合併協議会を作れればと思う。
まぁ、任意合併協議会でもハードルが高いようだったら、
設立準備会でも調査研究会でもいいと思う。

とりあえず、近隣自治体との話し合いのテーブル作りをする
努力みたいなものを三島市が示せれば、
それこそその先に1市3町の話も
あるかもしれない・・と私は思うんだけどね。


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