「議会だより2005年4月30日号」がうちにも昨日配られた。
町内早いところでは2〜3日くらいには
配布されただろう。
さて、先月の議会広報特別委員会後の日記にも書いたが、
「あとがき」で2月に私のところへきたクレームの件が書いてある。
下記、転載
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『議会だより』の編集をしていて、いつも思うのは、読まれているのだろうかということです。議会での様子を、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。
ところで、前回の『議会だより』の一般質問について、抗議がありました。事実と違うことで謝罪を文書で要求するものでした。緊急に広報委員会を開き検討しましたが、議会の場のやり取りを伝えたということで、問題がないという結論に達しました。そして委員会として詳しく意見をお聞きしようということになりましたが、話し合いができず非常に残念でした。
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と、以上が「あとがき」である。
先月、この「あとがき」を読んだだけではよくわからんだろうと
思い、ことの顛末・事実を時系列的に書いていこうと思った。
記録も残っているので、ブロードバンド放送局で流してもいいのだが、
そんなことはいつでもできるし、
それより今後、同じように『議会だより』を読んで、
「事実と違う」とか「疑問、不満」に思う方もいるかもしれないので、
その場合、どうしたらいいか、今回の件を例に出して説明しようと思う。
「あとがき」にある「事実と違うとのことで文書で謝罪を要求する」とは、
私のところに2月に電話できたのだが、どこの部分かというと
下記、「議会だより2005年1月30日号」転載
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柿田川公園の利用
Q 第1展望台で物品販売等を行っている団体がある。条例によると申請書を出して許可が要るとあるが、許可は出されているのか。
A 昭和63年より、(財)柿田川みどりのトラストの関係者に自然環境保全、来園者のガイド、公園の清掃等を官民一体となり、自然環境保全活動として認め、現在に至っています。
Q 町は、物品販売の品目・売上・売上金の使途を把握しているか。
A 絵はがき、ガイドブック等で年間40万円の収入があるとのことです。
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の部分である。
まず、押さえておきたいのは、議会だよりの文言、
特に答弁(A)の部分については、
本会議での会議録を抜粋しているので、
「事実と違う」のであるならば、
それは、質問した議員や『議会だより』が
おかしいのではなく、行政側の答弁がおかしいという話である。
たしかに少ないスペースで全部の答弁を掲載することは
できないが、「事実と違う」ということで、
質問した議員にクレームをつけて
ましてや謝罪の文書を求めるなど全くもって
ナンセンスである。
ちなみに私の質問の会議録と『議会だより』を
全国町村議会議長会の議事調査部
http://www.nactva.gr.jp/
というところに送付して確認してもらったが、
何の問題もないという。
それでも答弁も含めて『議会だより』の記述に関して
困ったことが起きた場合はどうしたらいいかであるが、
その場合は、仮に一般質問の部分であっても
質問した当事者でなく、清水町議会全体の問題であるので、
発行元である清水町議会宛に連絡しないといけない。
『議会だより』は公費で出しているものであって、
その議員の私費で出しているものではない。
広報委員会では、議長同席のもと、原稿はみんなで割り振るが
みんなで議論して確認して発行しているものである。
だから一般質問の部分といえでも、『議会だより』の記述の問題は、
議会全体の問題である。
ちなみに私の一般質問の記述に関してクレームがあったのだが、
質問の部分(Q)は、たしかに質問した議員がまとめるのだが、
答弁をまとめたのは、他の広報委員である。
私の担当は「あの質問はどうなった」のコーナーだ。
もちろん、私も広報委員なので委員会で確認しています。
(ちなみに、私は「あの質問・・」のコーナーでこの団体の柿田川の水辺整備を取り上げ紹介した)
今回の件で、私はクレームをつけてきた当人に
「疑問な点があるのなら、書面にして清水町議会宛に出してください。
その後、みんなで対応を協議します」
と伝えたが、結局その後、本人から何の連絡もなかった。
悪態をつかれて非常に気分が悪かったのだが、
まぁ、私もいい社会勉強になりました。
今後もいろいろ反響があるくらいの質問をしていきたいと思う。
もちろん清水町がよくなるための建設的な質問をね。
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