松浦俊介Top>「議員活動・議会・町政報告」>平成17年7月12日(火)
町施設のアスベスト使用状況(1)
最近、クボタやニチアスなどの企業でアスベストが 原因で従業員やその家族、 さらには近隣住民まで含めて死亡等、 被害が報告されている。 昨日の発売の週刊現代で 「10年以上前に建てられた校舎は汚染の可能性」 「アスベストでガン」 「小・中学校が危ない!」 など過激な見出しで記事が掲載されていた。 渋谷公会堂の天井裏で大量のアスベストが 剥がれ落ちていることが今年3月に発覚し、 学校などの公共施設が特に危ないといった内容。 はて、それではうちの町はどうだろうと、 昨日さっそく朝一で総務課、学校教育課、社会教育課 福祉保健課、消防本部の課長もしくは補佐、消防長に 連絡し、町施設の建築年度、アスベスト使用の有無、 対策を実行した年とその処置法などを確認・調査して 報告してもらうようにお願いした。 今日、さっそく確認できた施設があったので 掲載する。 ○役場庁舎 昭和53年建築 アスベスト使用あり 平成11年耐震補強工事の際撤去 ○消防署 昭和57年建築 アスベスト使用なし 他分団詰所も使用なし ○清水保育所 昭和60年建築 アスベスト使用なし ○中央保育所 昭和48年建築 アスベスト使用なし ○南保育所 昭和49年建築 アスベスト使用あり 平成7年度撤去 ○保健センター 昭和57年建築 アスベスト使用なし ○福祉センター(授産所含む) 平成3年建築 アスベスト使用なし ■2005/07/12 (火) 町施設のアスベスト使用状況(2) と、以上のような状況。 今のところ使用が確認されているのは、役場庁舎と南保育所だが、 それぞれ現在は、撤去されている。 ただ、100%安心できないのは、 アスベストの被害は、その潜伏期間が30〜40年と長い点にある。 今はよくても、その当時の状況によっては アスベストが飛散していて、影響があるような状態だったかもしれない。 アスベストは、前述した渋谷公会堂のように たまにコンサートなどイベントに行って吸い込んだくらいでは そんなに心配はないという。 問題は、そうした施設で毎日働いている職員や 子ども達が通っている学校などで 日常的にアスベストを吸い込んでいる状況があった場合である。 日本ではないようだが、欧米では教師がアスベスト被害で 訴えているケースがあるという。 今後、まだ、確認していない幼稚園・小学校・中学校・ 町公民館・町体育館・町図書館・温水プールの状況は、 課長が調査・確認次第、連絡を受けることになっている。 また、アスベストが使用されていた役場庁舎、南保育所に関しは、 当時の状況など引き続き調べてもらうようお願いした。 今後も何か分かり次第報告します。 |
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