松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成17年8月10日(水)

国民健康保険税の税率引き上げ



今日行われた臨時議会で国民健康保険税の税率が
引き上げられました。

モデル世帯による比較表を掲載。

▼ケース1

被保険者数 2人
課税所得 3,000,000万円
固定資産税額 90,000円

現行税率 医療284,760円 介護61,300円
改正税率 医療303,200円 介護70,080円
年額増減 合計27,220円の増額

▼ケース2

被保険者数 2人
課税所得 0円
固定資産額 0円

現行税率 医療28,920円 介護7,000円
改正税率 医療29,600円 介護7,320円
年額増減 合計1,000円の増額

以上になります。

清水町は老人保健被保険者の医療費が県内トップクラスである。
年間一人あたり71万円で県内町村平均が63万円。
県内73自治体・団体の中で8番目の高さである。

前からそうだが、これが問題である。
清水町のお年寄りは医療費がかかりすぎである。
国民健康保険税を上げないといけないのは、
老人医療費の高額化が大きな要因のひとつ。

ちなみに一般被保険者は17万円で60位。
町村平均より低いです。

それと国民健康保険の貯金である基金は13,670,000円とほとんどない。
もう綱渡り状態だ。

高額医療の参考数値として森野議員がよく言っているけど、
人工透析患者は年間医療費が1千万円かかるという。
平成15年度決算で保険給付費の総額が14億円である。

さていったい誰が悪いのだ?

やっぱり医療費がかかりすぎのお年寄りがいけないのか?
それとも景気が悪いのがいけないのか?
滞納している住民がいけないのか?
徴収員の努力が足りず収納率が低い(平成16年度90.9%)のがいけないのか?
高額医療の生活習慣病にかかっている人がいけないのか?
基金を食いつぶしてしまったのがいけないのか?
税率がもともと低すぎるのか?

人間健康が第一ですね。

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