松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成17年10月13日(木)

町長が知事と接見



午前中、町長と町議会の意見交換会で町長は、
「今日の午後、知事に接見する。知事には、清水町の今後の方針として、ごみ処理については、沼津市からの引き揚げることとし、し尿処理については、今後も引き続きお願いしていきたいと報告する」
との考えを示した。

これについて、議員からは、
「沼津市との信頼関係回復にはつながらない」
等の反対・否定的意見から
「これまで40年間清水町はごみ処理問題で、沼津市といろいろあった。過去には、裾野市(旧裾野町)、長泉町、清水町の3町で一部事務組合によるごみ処理場を建設する計画もあったが、沼津市からのアプローチで結局、この一部事務組合の枠組みから清水町は一方的に離脱した。しかも、建設資金積立金に利息まで付けて抜けた。結果、裾野、長泉には大変な迷惑をかけた。そうした経緯もあってごみ処理は沼津市にお願いしてきたのにこういう結果になってしまった。
ごみ処理は、たしかに沼津市へお願いしてきたことではあるが、外原、長沢、柿田、下徳倉など、清掃プラントの周辺住民は清水町民の方が多く、これまで多くの我慢をしてきた。
こういう結果になってしまった以上、行政と議会が両輪になって取り組むべきだ」
との意見もあった。

町長は、議会の了解を得た上で、知事に方針を伝えたかったようだが、
朝、その方針を聞いて、今すぐ議会としての結論を出すことはできないとの
ことで、あくまでも意見交換会にとどめた。

新たな方策としては、民間業者に委託か、他の自治体へお願いすることが
考えられる。
町長は、今後のごみ処理に関して
「現状経費を上回らない程度で考える」
という。

町長は、少なくともごみ処理に関しては、
沼津市への委託から他の処理方法へと転換を図ることを決意した。
これまで40年以上も沼津市へお願いしてきたごみ処理から
違う方法を模索することにしたのだ。

清水町のごみ処理は、合併問題とも絡んでしまい、
複雑な連立方程式のようになっている。
しかも40年間も解けないでいる。

そうした40年分の宿題を清水町は解決しなければならない。
来年度からのごみ処理はもちろんだが、
私は、合併はあくまでも広域合併とした上で、
清水町のごみ処理を中長期的にどうしていくか、
この難解な方程式を解くことに行政・議会が一丸となって
取り組む体制を作り、
町民に対して答えを示していかなければと思っている。


下記、知事との接見の概要

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                         事務連絡
                         平成17年10月13日
 清水町議会議長 坪内昇
                         清水町長 平井弥一郎

             知事接見の概要について

 標題の件について、これまでの経緯・経過及び清水町の考え方を説明いたしました。
 その概要は、以下のとおりであります。

                 記

・この問題の解決に副知事と地域支援局長を入れる。
・清水町の考え方は、経緯・経過の中の一つとして伺ったこととする。
・当事者間でさらに検討する余地がある。

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