松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成17年10月28日(金)

し尿処理も断念



本日15:30から16:30まで全員協議会が行われ、
町長は、ごみ処理に続いてし尿処理も沼津市へのお願いを
断念することが議員に伝えられた。

そして、沼津市へ持って行く回答書が配布された。
以下、掲載(日付・番号は空白、市長への回答後、追って確認した)

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                     清企第70号
                     平成17年10月28日
 沼津市長 斎藤衛様
                     清水町長 平井弥一郎

   沼津市・清水町合併協議会及び受託事務について(回答)

 貴職から通知された平成17年7月22日付け文書、沼企政第85号「沼津市・
清水町合併協議会及び受託事務について」、次のとおり回答させていただきます。
 通知事項、2項目目については沼津市・清水町双方の助役を長に協議を重ねて
きましたが、10月26日の4回目の協議をもって終了いたしました。この協議にお
いて清水町としては1項目めの「昭和41年設置の沼津市・清水町合併協議会の
廃止」については同意し、2項目めの「ごみ・し尿処理の今年度限りの打ち切り」
については次年度以降も引き続き処理を委託したい旨、お願いしてきたところ
です。
 しかし、2項目めについては、双方考え方に相違があり平行線状態で終始し
てきました。
 私はこのような事態を打開していくには、先ずは損ねた信頼関係を回復して
いくことが大前提であると考え、自分なりに懸命に打開策を模索してきました。
具体的にはトップ会談の申し入れやごみ処理のみを今年度限りで断念すること
で光明を見いだそうとしましたが、活路を開くことは出来ませんでした。
 また、これ以外にもあらゆる可能性を探ってきましたが、1項目めが合意して
いる以上、現実的な回復策を見出すことが出来ず、このままの状態が続けばさ
らに混迷が深まり、貴市に対し、よりご迷惑をおかけするとになりかねませ
んので、「ごみ及びし尿処理の委託」について今年度限りで断念することを決意
致しました。
 従いまして、貴職から通知された2項目全てを応諾させていただきますので、
今後必要となる事務的協議を速やかに進めてまいります。
 私自身の力不足からこのような結果にはなりましたが、隣接自治体として、
今後とも新たな信頼関係の再構築に努めてまいりたいと考えております。
 なお、当町が負担したごみ処理施設基幹改良費及びし尿処理施設建設費の取
り扱いについては今後、協議させていただきたくよろしくお願い致します。
 結びに、これまで長期に渡り清水町のごみ及びし尿処理を貴市に受託してい
ただきましたことについては、貴職及び貴市議会並びに貴市民、また歴代関
係各位の皆様に深く感謝するものであり、厚くお礼申し上げます。
 以上、標題の件についての回答とさせていただきますので、ご理解賜ります
ようよろしくお願い申し上げます。

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尚、町長は、沼津市への回答の後、次の受け入れ先を全力で早期に探すという。

また、それにあたっては
○他の自治体にお願いする場合は、合併は条件にならないようにする
○コストは現状を上回らないようにする

という。
尚、夜7時30分に町長、助役が沼津市役所で市長と面談し、
上記の回答書は受理された。

(おまけ)
全協が終わった後に今日の静岡新聞の夕刊を見た。
「し尿処理委託も断念 清水町方針 ごみ撤回に続き」との見出しで
記事が掲載されていた。
はて?全協って今終わったばかりだよね・・?

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