松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」>平成17年12月16日(金)

小中学校パソコン・電子記憶媒体の運用指針



今日、静岡新聞で清水町5小中学校のパソコン・電子記憶媒体の運用指針の
記事が出ていた。

個人情報保護運用指針策定委員会をつくり、
今年7月から4回の会合を開いて取りまとめた。

教育長に確認したところ、
学校教育課の職員2名と各学校の情報教育担当者5名と、
委員長の清水中学校教頭先生の合計8名で策定したという。

私としては、待望の運用指針である。
6月の一般質問でこの件について教育長に要望した。

静岡市の運用指針の事例を出して、
「静岡市では、公用のパソコンと個人のパソコンをLANでつなぐことを禁止すると打ち出しています。以前聞いたところ、当町でも、学校の先生は個人用パソコンを学校で使っていると伺っており、LANでつないでいるケースもあると思います。現在、当町も、学校の先生が校内の作業だけで授業をすることは難しく、学校のデータベースにある資料など児童・生徒の個人情報を自分のパソコンなどに保存し、自宅に持ち帰っているケースがあるかもしれません。
 こうした場合、その先生が紛失や盗難事件に遭ってしまった場合、当町にとっても深刻な問題になると思われます。現在、先生たちの自己判断・責任により仕事を進めている上で、リスクを犯して、どうしても資料・データを自宅に持ち帰っているケースがあるのだとしたら、それは大変憂慮すべきことであり、私としては、静岡市のように、町としてのガイドラインをつくるべきだと考えます。
 この点につきまして、教育長にはぜひ検討していただき、要望しておきます。」

と以上が、その時の会議録。

さて、その運用指針であるが、下記掲載

***************************

清水町立小・中学校におけるパーソナルコンピューター及び電子記憶媒体の運用指針

                              清水町教育委員会
                              平成17年12月15日

 清水町においては、清水町電子計算組織の処理に係わる個人情報の取り扱いに関する基本的事項を定めている。
 これに基づき町内小・中学校においては、学校特有の情報保護対策の必要があり「清水町公立学校におけるパソコン及び電子記憶媒体の運用指針」を定める。
 また、特別支援教育の推進等、個人情報の保護は今まで以上に重要度を増すものと考えられる。
 したがって、今後運用指針の実効性を常に評価し、清水町教育委員会の協議を経た上で必要に応じて見直しを行うものとする。

【1】 公用パソコンについて

1 全てのパソコンについて、必要でない情報は、保管しない。そのためにファイルの中にある、必要でなくなった情報は、その時点で削除する。

2 必要でなくなった個人情報の削除は、削除専用ソフト「完全削除」などのファイル削除ツールを使用して、復元できない形で削除する。

3 個人情報を取り扱うパソコンは、他のパソコンと区別する。

4 個人情報を取り扱うパソコンは、単体で使用し、また、インターネットと接続しない。

5 個人情報は、外部記憶装置を使用して、別の記憶媒体に保存し、その記憶媒体は、施錠して保管する。

6 個人情報は、ファイルを開く際にパスワードを必要とする設定で保存す。

7 個人情報を取り扱うパソコンは、機械警備の対象となる部屋に保管する。

8 ウイルスチェックを必ず行う。

9 必要のないときは、電源を切る。


【2】 校務に使用する個人用パソコンについて

1 個人情報は可能な限り、個人用パソコンでは取り扱わない。

2 やむを得ず、個人情報を個人用パソコンで取り扱う場合、ハードディスクには保存せず、外部記憶装置を使用して、別の記憶媒体に保存し、記憶媒体を確実に保管する。

3 記憶媒体への保存は、フェイルを開く際にパスワードを必要とする設定で行う。

4 個人情報をやむをえず取り扱った個人用パソコンについては、必要でなくなった個人情報は、その時点で、削除専用ソフト「完全削除」などのファイル削除ツールを使用して、復元できない形で削除する。

5 公務に使用するため学校に個人用パソコンを億場合は、機械警備の対象となっている部屋に保管する。

6 ウイルスチェックを必ず行う。

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