松浦俊介Top>「議員活動・議会・町政報告」>平成18年1月17日(火)
沼津市へ二重払い?(臨時議会)
本日、平成18年第1回清水町議会臨時会が行われ、 「議案第1号 平成17年度清水町一般会計補正予算(第6回)について」が 審議され、全会一致で可決された。 内容は、当面必要となる三島市衛生プラント施設補修費に42,945千円、 廃棄物処理施設適地調査業務(平成18年度まで)に債務負担行為補正で 100万円である。 廃棄物処理施設適地調査業務は、地区懇談会での住民からの 意見などをもとにし尿処理場の設置が町内でできるかどうかの 調査費用である。 町長は、12月の岩崎議員の一般質問で、 「ごみ・し尿処理施設の建設は考えていない」との答弁だったが、 政策転換をしたことになる。 私は、本会議で下記の6つの点について質問した。 1.これまでのごみ・し尿処理単価と今後の単価 (住民生活課長答弁) ○し尿処理の単価(円/KL) 沼津市へお願いしていたこれまでの単価 7000円 来年度からお願いする三島市の単価 5400円(現在協議中) ○可燃ごみ処理単価(円/t) 沼津市へお願いしていたこれまでの単価 28500円 来年度からお願いする函南町の単価 27500円(現在協議中) 2.沼津市から三島市・函南町へお願いすることにより安くなるようだが、 今年度の推計で行くと年間どのくらい浮いてくるか? 併せて、沼津市のごみ処理単価は? (住民生活課長答弁) ○し尿:年間800万円弱浮く ○ごみ:年間500万円ほど浮く ○沼津市ごみ処理単価は、平成15年度決算から推計すると21000円である。 清水町との差額が7500円ほどあるが、これは施設償還費だと思われる。 3.沼津市の処理単価より高い金額を設定され、その差額は償還費と 思われるとのことだが、 仮にそうだとすると基幹改良費6億円弱も払っているので 2重払いでないかと思うがどうか。 ○(助役答弁) 施設を持たない立場でこれまで対等な話し合いができなかった。 4.1月14日の静岡新聞に沼津市と清水町のごみ・し尿処理問題が掲載された。 3年後に沼津市へ再びお願いする考えはあるか。 また、沼津市との関係修復、合併の検討についての見解は? ○(町長答弁) 沼津市の強硬姿勢による打ち切りの話で、負担金の返還交渉を行って いることもあり、「元のさや」に戻る環境にはない。 沼津市との合併の検討については、1市1町の合併はできないと 言ってきたのは沼津市からであり、地区懇談会における町民の意向も 1市1町の合併を否定するものであった。 こうしたことから、ごみ・し尿処理については、 沼津市から離脱したものであり、また、負担金返還交渉も行っている。 3年後については、現在、長期的な方策を考えているところで、 再び、沼津市と合併話をするということは、本末転倒な話だと考えている。 5.これまでの負担金返還交渉の経緯 ○(助役答弁) 清水町側からマスコミなどを入れた公開を求めたが、沼津市側は拒否。 6.今後の負担金返還交渉について ○(町長答弁) 解決に向けて話し合いを続けていく。 以上が、私の質問。 今日は、10時から始まって終わったのが夕方の4時30分。 一本の議案の採決をするのにこんなに時間をかけたのは、 先輩議員でもこれまでないと言っていた。 |
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