松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」平成18年4月21日(金)

沼津市助役と清水町助役の協議



本日、午前10時から沼津市役所にて助役協議が行われました。
清水町側から負担金・関係修復案について文書にて示しましたが、
沼津市側からの明確な提案・回答はなかったようです。
次回協議は、連休明けに首長も交えて行う方向で調整するとのことです。

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                       事務連絡
                       平成18年4月21日
 清水町議会議長 坪内昇様
                       清水町長 平井弥一郎

       助役協議の概要について(報告)

 標題の件について、本日、午前10時00分から沼津市役所にてマスコミ公開の上で行わ
れ、その概要は次のとおりであります。

1 出席者
  沼津市 助役、クリーンセンター所長、広域行政推進室長
  清水町 助役、企画財政課長、住民生活課長

2 協議の概要
(1)清水町の考え方について別添文書により主張し、次のとおり協議した。
  ・負担金の返還について
    沼津市は、これまでどおり「既に建設が終わり施設が稼働しているので、返還
   は困難である」と主張した。
    清水町から、「困難」の意味を確認したところ、「返還が難しいという意味で、
   その度合いは双方の捉えかたの相違がある」とのことである。
  ・関係修復について
    清水町から沼津市案を求めたところ、「信頼関係を崩したの清水町から回復案を出
   すものであり、沼津市としては考えていない」ということである。
    清水町から「3月31日の首長・助役会談の際、双方で提案することになって
   いたのではないか」と問いただしたが、それ以上の答えはなかった。
  ・協定及び規約の廃止について
    沼津市は「ごみ・し尿と合併協議会は一体のものであり、切り離しては考えて
   いない」と主張した。
    清水町からは「沼津市長も、ごみ・し尿と合併協議会は別のものであると言っ
   ているので、先に合併協議会の廃止を議会にかけるのは問題ないのではないか」
   と主張した。
(2)その他
  ・沼津市の考え方を文書で求めたが、文書での提示はしないとの考えを示した。
  ・清水町は具体的に代理人交渉を要請したが、沼津市は考えていないとの回答があ
   った。
  ・次回の協議は、首長も交えて連休明けに清水町で行う方向で調整する。

■2006/04/21 (金) 助役協議の概要(報告)−その2

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(補足)
沼津市長の「沼津市長も、ごみ・し尿と合併協議会は別のもの」との発言は、
平成16年3月18日の定例記者会見での発言である。

(平成16年3月19日静岡新聞引用)

沼津市と清水町が中核市推進協議の中で3年前に交わした
「合併スケジュール」をめぐり清水町議会が混乱するなどしたことに関し、
斎藤衛沼津市長は18日の定例記者会見で
「合併と、清水町のごみ、し尿の受け入れ見直しは別問題」と述べた。

(以上、引用終了)

◎合併とゴミ問題は別?(平成16年3月19日の日記)
http://matsuura.fc2web.com/gikai/040319.htm

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(別添文書)

                             清企第3号
                             平成18年4月21日
 沼津市長 斎藤衛様
                             清水町長 平井弥一郎

      助役協議における清水町の考え方について

 協議に係る清水町の考え方は次のとおりであります。

1 沼津市清掃プラント基幹改良工事負担金(590,381千円)及び沼津
 市衛生プラント建設費負担金(930,869)の返還について

  このことについては、平成17年10月28日付け清企第70号を始め、平成18年3
 月31日付け清住環第649号までの間、9回にわたり公文書で申し入れてきたところで
 あります。
  この度、平成18年3月31日限りで両施設が現実的に使用できなくなったことか
 ら、改めて標記負担金の返還に向けて協議を行うものでありますが、負担金は町民
 の血税から拠出しているものでありますので、清水町としては負担金の性格や昨年
 の助役を長とする協議を含めた経緯・経過等踏まえても、返還していただくべき妥
 当性・正当性を有していると考えておりますので、これまで以上の強い姿勢で返還
 請求に臨んでまいります。

2 沼津市・清水町の関係修復について

  関係修復していくためには、双方それぞれが努力していくべきものだと考えてお
 りますが、清水町としてでき得ることは最大限努力してまいります。
  特に広域合併については、貴職が提唱している概ね平成25年を目途とした政令指
 定都市構想の推進を積極的に支援してまいりますが、その前段階としての2市3町
 の広域合併を実現していくためには、まずは貴市と三島市の首長及び議員等が胸
 襟を開いて話し合うことが必要だと考えております。
  清水町としては、そのための掛け橋役として努力してまいります。

3 ごみ・し尿処理規約及び協定の廃止並びに昭和41年制定の合併協議会規約の廃止
 について

  負担金問題の解決が図れれば、ごみ処理協定の廃止については確認書の取り交し
 を行い、し尿処理規約の廃止については平成18年6月議会に上程してまいります。
  ただし、負担金問題が解決しない場合であっても、昭和41年制定の合併協議会規
  約の廃止については双方合意しているため、6月議会に上程する考えであります。

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