松浦俊介Top「議員活動・議会・町政報告」平成18年5月3日(水)

「宝塚市クリーンセンター」と「福知山線」



視察の最終日に、神戸でみんなと別れて
高木議員と宝塚市へ行った。

宝塚市のごみ焼却場を見学するためだ。
高木議員が以前、視察に来たことがあり、
是非、お前も見ておいた方がいいというので
みなさんのご厚意で2人だけ帰り際に分かれた。

三宮駅から阪急線に乗り途中、
西宮北口駅で乗り換えて宝塚駅へ。

タクシーに乗ってクリーンセンターへ向かう。
宝塚歌劇で有名な大劇場の横を過ぎて
10分ほどで宝塚市クリーンセンターへ着いた。

アポはとっていなかったけど、
管理棟へ行ってみた。
職員の方に事情を話していろいろ資料をもらったり
話を聞いてきた。

兵庫県宝塚市は人口22万人。
このクリーンセンターは、
ごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設、し尿処理施設を併設し、
宝塚市の街の中心地にある。
隣には中学校や総合福祉センター、体育施設などがあり、
マンションも隣接している。

ごみ焼却場は昭和63年に竣工、
1日の処理能力は320トンで炉が2基ある。
総事業費は71億円。
し尿処理施設は、平成2年竣工、
1日の処理能力は140klで総事業費は17億円。
粗大ごみ処理施設も平成2年竣工、
5時間で70トン処理し、総事業費は19億円。

高木議員と施設をぐるっと一周した。
煙突は時計台になっていて
ごみ処理場っぽくない。
し尿処理施設は、下水道がほぼ整備されたので
ほとんど稼働していないという。

このクリーンセンターは、街の真ん中にあるけど
今の建物ができる前からこの場所に古い施設もあったという。

短い時間ではあったけど簡単に見学してきて
再び駅へ戻った。
来るときは、阪急線で来たけど帰りはJRで大阪へ向かった。

そしてこの乗ったJRが福知山線で
1年前に塚口駅と尼崎駅間で脱線転覆事故を起こし
107名の方が亡くなった。

高木議員と先頭車両へ乗った。
車内は閑散としていて私たち以外は
2人くらいしか乗っていなかった。

塚口駅を過ぎたら見覚えのあるマンションとカーブが
見えてきた。
電車は、それまでの区間の中で一番スピードを減速し
カーブを曲がっていった。
マンションの横を過ぎるとき、手を合わせた。

通り過ぎてから高木さんが、
「運転手さん帽子に手をあてていた」
と私に話した。

車内の中で私たちだけがいつもと違う乗客だった。


上/宝塚市クリーンセンター
煙突が時計台になっている

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