松浦俊介Top>「議員活動・議会・町政報告」>平成18年7月11日(火)
「北朝鮮のミサイル」と「清水町」
先週の水曜日、4時からドイツ対イタリアを見ていたら、 速報が流れた。 ハーフタイムでニュースをやって、 後半でもまたぶっ放したと速報が流れた。 断続的に6発、夕方にも1発発射した。 今回の着弾地点は、ロシア・ウラジオストク沖の日本海だ。 98年のテポドン1号の時は、三陸沖の太平洋に着弾したが、 その時は、のど元にナイフを突きつけられたような恐怖を感じたが、 今回は、日本を飛び越えていない。 日本海側の県や市町村は、いろいろ対応に追われた。 特に多くの原発を抱えているような新潟県や福井県は、 最初にターゲットになりそうなところだから、緊迫感が違う。 では、清水町はどうだろう? 役場と清水町消防本部で確認してきた。 同日の午前6時半過ぎに、消防庁からのミサイル発射情報が 県を通じてFAXが来た。 10日(月)までに16回FAXが来ている。 内容は、ミサイル情報に関する政府や消防庁の対応などが 掲載されている。 今回の件に関しては、首相官邸で対策室、消防庁で情報連絡室が 設置され、情報収集を行い、 消防庁国民保護運用室→県総務部防災局防災政策室→市町村 というように情報が流れてきている。 平成16年に国民保護法が施行された。 国や地方公共団体は、住民を武力攻撃や大規模なテロから 守るために、避難や救援を行わなくてはならない。 清水町も今年の3月議会で 「清水町国民保護対策本部及び清水町緊急対処事態対策本部条例」 「清水町国民保護協議会条例」 が可決成立した。 清水町も外国からの攻撃やテロに対して、 町民を守るための計画を今年度つくる。 協議会には、自衛隊や電気・電話・ガス会社などの指定公共機関、 バス会社などが入る。 さて、北朝鮮の弾道ミサイルで日本をターゲットにしていると いわれるノドンミサイルは、 発射後、日本国内までの到達時間が7〜8分だという。 日本海に配備されたイージス艦や 米軍ミサイル監視飛行機「コブラボール」で 発射を確認して、 国→県→市町村を通じて住民に「ミサイル飛んできますよ」 って警報を発令するころには、もう着弾しているだろう。 まぁ、二発目には対応できるかもしれない。 役場で国民保護法用のサイレンを聞いた。 自然災害用のモーターサイレンとは違い、 かん高い電子音である。 これが同報無線で町内全域に30秒なるという。 できたら一生聞きたくないサイレンである。 |
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