松浦俊介Top一般質問全文>平成16年第4回定例会(11月議会)

「1 指定管理者制度の有効性について」
「2 柿田川公園の利用法について」
「3 東海地震発生後の清水町を考える」



○議長(坪内 昇君) これをもちまして遠藤忠宏君の一般質問を終わります。

  次に、2番 松浦俊介君の一般質問に入ります。

  質問事項は、「1 清水町の公共施設における指定管理者制度の有効性について」「2 柿田川公園の利用法について」「3 東海地震発生後の清水町を考える」、以上であります。

  発言を許します。 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) それでは、議長の許可を得ましたので、先に通告してあります清水町の公共施設における指定管理者制度の有効性について、柿田川公園の利用法について、東海地震発生後の清水町を考えるの3点について御質問いたします。

  最後ですので、よろしくお願いします。

  それでは、まず第1点目ですが、標題1、清水町公共施設における指定管理者制度の有効性についてをお尋ねします。

  前々回の6月議会、前回の9月議会で、行財政改革の必要性について質問いたしました。6月議会では、新たに設置された収納室など課内室について、また、増加している各種団体への補助金の額について、そして、これ、また増加している臨時職員数の3点について質問いたしました。9月議会では、正規職員のアンバランスな採用の仕方の問題、県内各自治体では、過去7年間、職員数を減少させている中で、当町が、正規・臨時職員あわせて、過去10年間で300人から410人と、100人以上職員数が増加している点を挙げました。

  地方分権による国や県からの事務移譲や介護保険の導入など、ますます事務量が増大するとともに、複雑・多様化する住民ニーズへの対応など、地方自治体を取り巻く環境は大変厳しい状況になっていますが、そうした中にあって、県内各自治体は職員数を減らしてきております。今後、財政的に厳しくなっていく現実に直面し、当町も、職員数を増やすことなく、知恵を絞ることによってこの難局を乗り越えなくてはなりません。職員採用などの矛盾についてはここではふれませんが、今回の行政改革の質問は、この知恵を絞って清水町の財政問題の難局を乗り越えていこうという趣旨で、指定管理者制度について取り上げます。

  先に述べましたように、住民ニーズはますます多様化しており、それに応えるため、行政サービスのより一層の高度化、効率化が求められています。また、民間にできることは民間にという理念の下、行政経営に民間の手法を取り入れるニューパブリックマネージメントの考え方が、わが国の公共経営にも浸透しつつあります。このような背景の下、平成15年6月6日に成立し、同年9月2日に施行された地方自治法の改正により、地方公共団体の条例により設置された公の施設の管理について、民間事業者を含めた団体に行わせることを可能にする公の施設の指定管理者制度が導入されました。

  これまでは、公の施設の管理の委託を行うことができる相手方は、普通地方公共団体が出資している法人で、政令で定めているもの、または公共団体、もしくは公共的団体のみであり、これら以外の法人、もしくは団体、または個人には委託できないとされていました。しかしながら、近年では、スポーツジム等の体育施設・集会スペース・美術館・福祉施設など公的主体以外の民間主体においても、十分なサービス提供能力が認められる施設が増加しています。また、住民ニーズ自体が多様化しており、これらに対して、効果的・効率的に対応するために、民間の事業者の有するノウハウを活用することが有効であるとされます。

  総務省自治行政局行政課の資料によりますと、具体例としまして、体育館を民間のフィットネスクラブへ、文化センター・美術館・博物館をホテル、リゾート、文化芸術関連企業へ、図書館を出版書籍関連企業へなどの民間事業者の参入を想定しております。現在、全国各地の都道府県、市町村で条例を定め、福祉施設・市営駐車場・公園などの管理を指定管理者制度へ移行させる動きが見られ、近隣自治体では、三島市がこの指定管理者制度を導入し、文化会館や市民体育館及びグラウンド・温水プールなどの体育施設の管理運営の募集を行い、平成17年度より、この指定管理者制度により指定された民間事業者による業務となるようです。当町の施設においても、十分検討する意義はあると思いますが、まず、現在の町公共施設である公民館・体育館・温水プールの管理状況・経費・利用状況がどうなっているかを確認したいと思います。

  よろしくお願いします。

○議長(坪内 昇君) 松浦俊介君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。

(教育長 犬塚正登君登壇)

○教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  清水町の公共施設における指定管理者制度の有効性についてでありますが、平成15年9月に地方自治法の一部を改正する法律が施行され、公の施設の管理に指定管理者制度が創設されました。指定管理者制度とは、従来の地方公共団体の出資法人等による管理委託制度と異なり、民間事業者を含む幅広い団体の中から、地方公共団体が指定するものに公の施設の管理を行わせるものであります。

  議員、御質問の、町公民館・町体育館・温水プールの管理状況につきましては、町の直営であります。なお、経費・利用状況につきましては、担当課長から説明させていただきます。

  以上です。

○議長(坪内 昇君) 社会教育課長 河原ア君。

○社会教育課長(河原ア尊親君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  町公民館の経費についてでありますが、人件費及び駐車場用地再取得費を除いた維持管理費は、年間2,700万円余かかっております。また、過去5年間の使用料収入は、平成11年度・140万円余、平成12年度・180万円余、平成13年度・190万円余、平成14年度・210万円余、平成15年度・200万円余となっております。

○議長(坪内 昇君) 体育振興課長 杉山君。

○体育振興課長(杉山 滋君) 松浦議員の御質問にお答えします。

  町体育館の経費についてでありますが、人件費を除く維持管理費等は、年間1,400万円余かかっております。また、過去5年間の使用料の収入は、平成11年度・320万円余、平成12年度・360万円余、平成13年度・420万円余、平成14年度・420万円余、平成15年度・430万円余となっております。

  次に、温水プールの経費についてでありますが、人件費を除く維持監理費等は、年間5,300万円余がかかっております。また、過去5年間の使用料の収入は、平成11年度・2,230万円余、平成12年度・1,900万円余、平成13年度・1,650万円余、平成14年度・1,540万円余、平成15年度・1,470万円余となっております。

  以上です。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) 続いて、Aの質問に移りますが、先ほども述べましたように、指定管理者制度の導入により、当町においても、行政改革の一つの柱として、住民ニーズの効果的対応、公の施設の効率化、経費削減効果があると認識しますが、清水町ではどのように考えるか、答弁願います。

○議長(坪内 昇君) 教育長 犬塚君。

(教育長 犬塚正登君登壇)

○教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  御質問の、公民館・体育館・温水プールの適用についてでありますが、公民館においては、社会教育法第28条の規定により、「公民館に教育委員会が任命する職員である館長を置くこと」とされており、「その管理は指定管理者に行わせることはできない」とされております。一方、体育館や温水プール等の社会体育施設では、法令により制約はございませんので、指定管理者による管理は可能であります。

  以上です。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) ただいまの教育長の答弁によりますと、公民館は指定管理者制度には向かないとのことですが、町公民館は、維持管理費が年間2,700万円余で、使用料収入が平成15年度で200万円、差額が2,500万円、町体育館が1,400万円で、収入が430万円、差額が約1,000万円、温水プールが年間5,300万円で、収入が約1,500万円ほどで、差額が3,800万円と思われます。

  温水プールの持ち出しは、他の施設と比べ飛び抜けて多く、しかも使用料収入は、年を追って低減しており、そのことは大きく利用者数が減ってきていることでもあり、これらを反転し、利用者を増やしていくためには、抜本的な対策が必要であろうと思います。

  温水プールについては、この指定管理者制度を用い、民間の手により、効率的かつ効果的な対応を図るためにも、本制度を活用すべく、平成18年度ないし19年度には導入を図っていく考えがあるか、答弁願います。

○議長(坪内 昇君) 教育長 犬塚君。

(教育長 犬塚正登君登壇)

○教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  温水プールについて、指定管理者制度を導入したらどうかについてでありますが、指定管理者制度は、時代の要請に応えて創設された制度であり、民間事業者であるノウハウを活用し、効率的かつ効果的な対応が期待されております。

  一方、公の施設は、住民福祉を増進するため、そのニーズに合わせて設置されたものであり、公の施設としての専門性・サービスの質・継続性・安定性の確保が求められているため、指定管理者制度の導入にあたっては、これからの期待や要求に的確に応えるものでなければなりません。

  なお、指定管理者制度は、経費節減と効率性に重点が置かれており、公の施設の管理運営をゆだねていることで住民サービスの低下のマイナス面も考えられることから、引き続き直営とするか、新たな指定管理者制度の管理代行を行うかについては、利用者や利用団体の要望や運営審議会等の御意見を伺いながら、今後とも先進事例の分析・調査等を検討してまいります。

  以上です。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) この指定管理者制度を導入することが、温水プールの利用者増や収入の増加・コスト削減に有効化どうか、十分に検討していただきたいと思います。

  また、仮にこの制度の導入が不適当であった場合であっても、温水プールの持ち出し額3,800万円は大変大きな数字ですので、何らかの改革の必要性があることには変わりありません。行政当局の皆さんには、ぜひいろいろ知恵を絞っていただき、行政経営に民間の手法を取り入れるニューパブリックマネージメントの考え方で公共経営を行っていただきたいと思います。

  それでは、標題2の、柿田川公園の利用法についての質問に移りたいと思います。

  当町にとって、柿田川とその周辺の自然は貴重な観光資源でもあり、週末や祭日には、多くの観光客が柿田川公園に立ち寄り、展望台から「湧き間」などを見学しています。この展望台ですが、第1展望台において物品等の販売行為がされています。清水町都市公園条例第4条によりますと、以下引用を開始しますが、「公園内において次の行為をしようとする者は、申請書を提出して町長の許可を受けなければならない。(1)出店その他これに類する行為をすること、(2)業として写真または映画を撮影すること、(3)興行すること」以上、引用を終了します。

  (1)で、出店その他これに類する行為をすることは、申請書を提出して町長の許可を受けなければならないと明記されています。清水町のホームページにも、親切にも掲載されています。実際、許可をとっているのかどうか。出ているとしたら、許可を出した年月日と有効期限、許可を出した理由についてを団体名とともに答弁願います。

○議長(坪内 昇君) 都市計画課長 二村君。

○都市計画課長(二村一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  柿田川公園展望台において販売行為を行っている団体があるが、許可をとっているのか。その年月日・有効期限・許可理由・団体名についてでありますが、公園内の第1展望台付近で絵はがき等の販売と募金活動を、財団法人柿田川みどりのトラスト関係者が、昭和63年3月から行っております。許可につきましては、昭和63年3月にナショナルトラスト運動が発足し、その目的及び活動が、柿田川の自然環境保全や来園者への柿田川公園内におけるガイド・公園の清掃などボランティア活動を行っていることから、官民一体となり柿田川の自然環境を保全していくものと認め、現在に至っております。

  以上であります。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) 今の答弁は、正直な気持ち、十分なものとは言えませんが、最後にまとめて、またお話ししたいと思いますので、Aの質問に移ります。

  町の公園で物品販売等を行っているわけでありますが、町は、どんなものが売られ、年間どれだけの売り上げ、寄附金が集まり、どのような使われ方をしているか把握しているのか、答弁願います。

○議長(坪内 昇君) 都市計画課長 二村君。

○都市計画課長(二村一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  柿田川公園内でどんなものが売られ、年間どれだけの売り上げ、寄附金が集まり、どのような使われ方をしているかについてでありますが、販売品につきましては、絵はがきやガイドマップ等で、年間の売り上げと募金で、年平均、約40万円から45万円ぐらいの収入となっております。

  次に、どのような使われ方をしているかについてでありますが、財団法人柿田川みどりのトラストの活動目的である、柿田川の自然保護やその生態系を維持するための用地確保や富士山への植樹、自然観察教室の開催等に使われております。

  以上であります。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) それでは、Bの質問に移りますが、今後の柿田川公園利用法ですが、柿田川公園は、町の許可を受ければ誰でも販売等ができるのか、また、民間企業の出店等を許可する考えがあるか、お聞きしますので、よろしくお願いします。

○議長(坪内 昇君) と都市計画課長 二村君。

○都市計画課長(二村一郎君) 御質問にお答えいたします。

  今後の柿田川公園の出店等に関する利用法等についてでありますが、柿田川公園は、今後も自然環境に配慮した公園管理や整備を考えております。したがいまして、民間企業参入につきましては、現在考えておりませんが、環境保全の趣旨に合致する関係団体が活動するための公園内の使用についての申請があれば、公共性・公益性等を踏まえ、許可について検討してまいります。

  なお、今後の柿田川整備計画では、柿田川公園駐車場のエリアにつきまして、将来的にビジターセンター施設等を考えておりますので、この施設内への売店・休憩所等の設置や関係団体・福祉関係者及び民間の参入等について、柿田川公園検討委員会並びに商工会などと協議し、町の活性化に役立つよう努めてまいります。

  以上であります。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) 最初の質問にもふれますが、あえて財団法人柿田川みどりのトラスト委員会の関係者が条例にあるような申請書を提出して町長の許可をとっているかは、ここでは聞きません。本当はここで見せてもらいたいんですが、ちょっと話しを進めたいと思います。ただ、ここで明確にしておきたいのは、柿田川公園は、町民みんなの財産です。例えば、ある特定の団体の代表者の独善的な行動などで、こうした問題をないがしろにすることはできません。町長は、この柿田川周辺の水の駅構想を含めまして、非常に柿田川に対して愛着を持って町政に邁進していることは、私たち議員も、非常に深く痛感しております。柿田川公園の利用法といいますか、活用法については、以前、私と同じ新政会の木綱志議員も質問いたしました。

  柿田川公園が、町民にとって、より有効に活用できる方法は、いろいろあると思います。行政当局側には、再度、申請書に明記することや提出する書類など柿田川公園の利用に関するルールなどを検討していただき、柿田川公園が、誰でもわかりやすい明確な基準のもとに使われていること、そして、今後に生かされることを強く訴え、大変ですけど、町長、どう思われるか、お聞きしたいと思います。

○議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。

(町長 平井弥一郎君登壇)

○町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。

  柿田川公園は町民の公園であるし、公平に使うべきだろうと、こういうことでございます。

  先ほど特定の団体が使っていると、こういうことでございますが、特定ということより何より、私の理解しているのは、柿田川公園は私どもの町の公園でもございますし、あの水があるから、我々、町民も、そして、この県東部の皆さん方も生きることができている大切な水である、そして、あの緑があるから、またすばらしい水がわき出ずるだろうと、こういう理解をしております。

  ただ、あの水を守ために、湧水保全の会やナショナルトラストの皆さん方や町民の皆さん方に大変にお世話になり、官民一体でもってあの柿田川をこれからも守り、我々の子供や孫に引き継がなきゃならない大切な財産であると、こういうことを理解しております。そういう中での公園の使用については、今後、申請が出た段階で検討してまいりますが、柿田川についての考え方を述べましたので、御理解を賜りたいと思います。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) 町長に期待いたしまして、次の質問に移りたいと思います。

  標題3の、東海地震発生後の清水町を考えるですが、先ほど森野議員同様、中越地震が起きた新潟県に、私も、11月2日から7日まで、震災ボランティアに行ってまいりました。私が向かったのは、震度7を記録した川口町と震度6強を記録した小千谷市です。小千谷市は、人口4万1,000人ほどの都市で、清水町より1万人ぐらい多い都市です。

  その小千谷市では、私が行った当初は、120カ所ほどの避難所に1万人ぐらいの住民が避難していました。避難所は、学校や体育館・公会堂などの公共施設はもちろん、病院・ジャスコなどの民間の駐車場、果ては大きな敷地の個人宅に数十人ほど避難している事例もありました。小千谷市は震度6強の地震が起きたところなので、清水町も、東海地震が起きた際には、同じような揺れが来ると思われます。そうした意味でも、清水町で起きた場合のイメージがしやすかったのですが、清水町でも、被災者が全員町内7カ所の広域避難所に避難するのではなく、それぞれ近所の広場や駐車場などに避難することになると思われます。また、授産所を利用している障害者の方などは、広域避難所ではなく、施設の方へ避難してくることも考えられます。こうした町内各所に点在するであろう避難所への情報伝達、物資の輸送、ボランティアの派遣についてどのように考えているか、答弁願います。

○議長(坪内 昇君) 消防長 久保田君。

○消防長(久保田峰義君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。

  東海地震発生後の清水町を考えるのうち、多数できた避難所への情報伝達等についてでありますが、今回の新潟県中越地震の特徴といたしまして、想定外の避難所が多数出現をいたしました。そのため、すべての把握ができず、物資等の供給等に支障が生じました。清水町でも同様の状況が予想されますが、多数の避難所への職員派遣は、現体制では不可能と思われますので、町民の皆さんには、できる限り指定避難所への避難の周知を図るとともに、小回りのきくバイク隊の活用や自主防災会等との情報手段の確保等について事前に協議しておき、すべての避難所からの情報収集に万全の対応を図っていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) それでは、@の2回目の質問をいたしますが、災害時においては、県外から来るボランティアもそうですが、特に初期の段階においては、多くの町民の力が必要となります。避難所への連絡や物資の輸送には、バイクでの移動が有利とされています。清水町でも、災害時における職員のバイク隊を組織してあるそうですが、人数は6人ほどと聞いております。より迅速な対応が求められる災害時においては、そうしたバイクを扱える職員は、貴重なスキルを持った職員といえます。6人以外にも、町内でバイクを所持している職員など、本人の了解を得られれば大きな力になると思われます。また、バイクに限らず、災害時に役立つのであろうスキルを持った職員や町民を、できるだけ事前に情報収集、人材バンク化し、いざ地震が起きたときに、その方が活動できる状況であればお願いできるような体制が必要と思われますが、どうでしょうか、お聞きします。

○議長(坪内 昇君) 消防長 久保田君。

○消防長(久保田峰義君) お答えをいたします。

  現在ある災害時の情報収集のためのバイク隊を編成するにあたりましては、職員内から、バイク乗車経験者を調査した経緯がございます。今後、職員につきましても、災害時に有効に活用できる、特に資格等につきまして、把握に努めたいと考えております。

  以上でございます。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) それでは、Aの質問に移ります。

  通告書では、11月1日現在の外国人の数931人と記述してありますが、12月1日現在の数字では、936人の外国人の方が清水町には在住しているようであります。私は、今年の3月議会でも、外国人の数についてふれていますが、そのときは849人で、87人も増えています。清水町の人口が3万1,476人ですので、約3%になります。33人に1人は外国人になります。

  中越地震でも問題になりましたが、外国人の方が震災弱者となり、情報を入手することが難しくなることが予想されます。また、静岡県が東海地震という大きな地震が起きる地域であることを認識していない方も多いと思われ、防災に対する備えをしている外国人は極めて少ないと認識します。彼らを採用している町内企業などの震災時の対応について町は把握しているのか、お聞きいたします。

○議長(坪内 昇君) 消防長 久保田君。

○消防長(久保田峰義君) お答えをいたします。

  外国人に対する震災時の企業の体制についてでありますが、町内の企業等では、消防・防災訓練等を実施し、その中で、参加をした外国人に消防・防災教育を行っております。町におきましても、企業と連携をとりながら、地域防災訓練への参加を促して、防災知識の普及に努めるとともに、外国語の防災パンフレット等の配布を行い、防災意識の高揚を図っていきたいというふうに考えております。

  以上でございます。

○議長(坪内 昇君) 2番 松浦俊介君。

(2番 松浦俊介君登壇)

○2番(松浦俊介君) 先ほども言いましたが、3月議会の私の一般質問でも、外国人に対する支援体制についてふれましたが、そのときには、「地震関係では、外国語による災害避難所の表示等を行っている」と答弁がありました。

  外国人に対しては、働いている企業などに避難所の地図などを配布し、目立つところに張っていただくなどし、避難所に行けば食料や水などが入手できることなどをあわせて明記しておく必要があると思います。できるだけ混乱などが起こらないよう、常日頃から情報を発信し、できるところから取り組んでいただければと思います。

  以上をもちまして私の質問を終わりにします。ありがとうございました。

○議長(坪内 昇君) これをもちまして松浦俊介君の一般質問を終わります。

  以上で本日の日程を全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変御苦労さまでございました。

午後4時41分散会




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