松浦俊介Top一般質問全文>平成17年第2回定例会(6月議会)

「1 職員人事全般について」
「2 指定管理者制度の導入について」
「3 個人情報の保護について」
「4 介護保険法の改正について」



2005.06.13 : 平成17年第2回定例会(第3日) 本文


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、2番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 職員人事全般について」「2 指定管理者制度の導入について」「3 個人情報の保護について」「4 介護保険法の改正について」であります。
 発言を許します。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、職員人事全般について、2、指定管理者制度の導入について、3、個人情報の保護について、4、介護保険法の改正についての4点について質問いたします。
 午後の眠くなる時間帯でありますが、緊張感のある質問をしてまいりたいと思いますので、当局の皆さんにはよろしくお願いいたします。
 それでは、まず、標題1、職員人事全般についてお尋ねします。
 最初の質問ですが、3月議会で、今年度の職員数・人件費について、正規・臨時とも削減に向けての数値を確認しました。再任用された職員もいますが、あわせて実際の成果を検証します。
 答弁を願います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 今年度の職員数・人件費について、正規・臨時の削減に向けての成果の検証ということでございます。
 まず、職員数につきまして、さきの3月議会におきまして、「平成17年4月現在の正規職員数については、平成16年度の退職予定者が10人に対し、その欠員補充を行わないということによりまして、271人になる見込みです」と御答弁申しました。しかしながら、その後、年度末になりまして、急遽退職者が1名生じたことに加えまして、桃沢少年自然の家の組合の職員が2名退職することなどにより欠員が生じたことから、1名を当町から派遣することといたしました。このため、平成17年4月現在の職員数は269人となったものでございます。
 次に、職員の人件費でございますが、この269人を行政改革実施計画の職員数値目標である277人まで補充した場合と比較いたしますと、約2,800万円の削減となるものでございます。
 次に、臨時職員数についてでございますが、3月の議会におきましては、「平成16年度の124人に対しまして、平成17年度には119人になる見込みである」と御答弁をさせていただきました。この数には変わりはございませんが、当初には、年度内に育児休業を取得する職員の代替職員といたしまして2名分を見込んでおりました。先ほど御説明いたしましたとおり、急遽退職等で、正規職員2名の減に対応するため、臨時職員を2名採用いたしましたところでございますが、また、臨時職員数を減らしたことによります人件費でございますが、幼稚園につきましては、保育時間の実態を勘案いたしまして、9人について、8時間勤務から5時間勤務へ変更したことや、その他短期間雇用の臨時職員の削減などにより、総額で、約2,550万円が減額されるということになりました。
 また、再任用職員につきましては、当初予算におきましては5名分を計上いたしましたけれど、4月の時点では2名が在職をしていると、このような現状でございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 急遽補充した2人の臨時職員についてですが、どのように採用したのか、答弁をお願いいたします。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。

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◯総務課長(木村民雄君) 急遽補充しました2名の臨時職員について、どのように採用したかということでございますけれど、先ほど御答弁いたしましたとおり、本年3月の末になりまして、正規職員が急遽退職等によりまして2名不足することによるものでございます。
 この2名の雇用方法でございますが、1名につきましては、既に退職が決まっていた臨時職員を継続して採用すると、このようなことにいたしました。他の1名につきましては、急遽臨時職員を新たに採用したと、こういうものでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 最初の答弁ですと、「急遽正規職員の方が2人欠員となり、その結果、臨時職員を2人雇用した」とのことです。では、検証してみたいと思うのですが、私は、その正規職員の穴埋めのために採用された臨時職員は、戦力の薄い部署に必ずしも適正に配置されているとは思いません。もし、これがその採用も含め全く関係のない第三者の思惑によって作為的に行われているとしたら、大問題であります。
 この件については、後の質問でも関連していきますので、次の2項目めに移ります。
 平成17年度施政方針の中で、行政改革の推進を掲げ、臨時職員の一括管理による適正配置を一つの主眼にしていたと思いますが、実際、どのようなことが行われたのか、一括管理している臨時職員の数も含め、今後の配置計画とあわせて答弁願います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 臨時職員の一括管理・適正配置はどのように行われたか、その数を含めてということと、もう一点は、今後の配置計画ということでございます。
 本年度から、庁舎勤務の一般事務臨時職員を中心に、総務課において賃金を計上するということとともに、一括管理を行うということといたしました。その配置先などにつきましてですが、議会事務局、学校教育課、住民生活課、都市計画課及び保健センターの5部署へ5人を配置したものでございます。
 今後の配置計画ということでございますが、臨時職員を一括管理することによりまして、年度途中に職員の欠員が生じた場合などにつきまして柔軟な対応ができるようにしたいと、このように考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 臨時職員の一括管理により期待できる具体的な効果、その業務内容とは何であるか、伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 この一括管理をしている業務の効果というようなものでございますが、総務課によりまして一括管理をしている臨時職員によりまして、具体的な例としましては、住民生活課における犬の登録作業、または、保健センターにおけるデータ入力作業を行うことによりまして、新たに短期間の臨時職員を雇用することなく対応できるというようなことによりまして賃金の削減を図ることができたと、こういうようなものでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) それでは、3回目の質問に移ります。
 臨時職員が119人いて、一括管理している臨時職員が5名であると。施政方針で大々的にうたっていた割には肩透かしのように思われます。もちろん業務内容的に難しい部署もあるとは思いますが、来年度は、もっとダイナミックに、積極的にやってほしいと思います。それについて、総務課長の見解を伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 議員、御質問のとおり、119名に対して5名が一括管理ということで、人数的には非常に消極的なものというふうに現在も考えているわけでございますが、来年度におけます臨時職員の一括管理についてということでございますが、住民サービスの提供を維持するということとともに、職員の人件費を削減すると、この制度を、よく趣旨を踏まえまして、できましたら、庁舎内のすべての一般事務職員を、この一括管理をすることに対しての拡大というようなことも今後検討していきたいなと、このように考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) それでは、3項目めに移ります。
 前回の3月議会で、職員のより計画的な採用を訴えまして、「平成18年度採用の一般事務職の採用を必要最低限度行う」との答弁でした。平成18年度採用職員について、採用者数・採用方法・応募状況を確認します。
 答弁願います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 平成18年度採用職員について、採用者数・採用方法・応募状況などを確認するということでございます。
 来年度は、事務職員3名を採用いたします。採用の方法といたしましては、県の町村会が県下一斉に実施いたします統一試験で、成績上位者に対し、町で作文及び面接試験を行いまして、合格者を決定するということでございますが、また、作文・面接試験につきましては、助役が委員長となりまして、民間の委員を加えた中で、「清水町職員採用選考委員会」におきまして実施して、任用候補者の名簿を町長に報告し、これに基づき、町長の方が合否の決定を行うということによりまして、公明・公正な職員採用を実施するものでございます。
 また、応募状況ということでございます。6月1日から願書の配布を行いました。6月6日から申し込みを受け付けておるわけでございますが、本日現在で、46人に対しまして願書を配布いたしました。また、5名から願書が提出されているというものでございます。
 過去におきましては、応募の詳細の問い合わせが県内外から数多く来ているというのが過去の実例でございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) それでは、2回目の質問に移ります。
 職員採用選考委員会の委員長は助役とのことですが、そこで、助役に、職員採用の選考に当たっての考えと、採用に当たってどのような職員像を求めているか、あわせて伺いたいと思います。
 さらに、過去5年間の採用試験における受験者数、一次試験合格者数と最終的な採用者数を伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)



◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 まず、1つ目の、職員採用の選考に当たっての助役の考え方ということでございますけれども、私も、これからその場に初めて立ち会うわけでございますけれども、この委員会の要綱、条文の中に、職員の採用に関して、「競争試験の公正かつ明瞭な実施を行う」というふうなことがあるわけでございます。いわゆる公明性・透明性を確保しろというふうなことでございます。私をはじめとして各委員も、この一次、二次試験の決定にかかわるというふうなことでは、大変重い責任があるわけでございます。
 したがいまして、私といたしましては、今申し上げましたこの条文の趣旨に沿いまして、受験成績による能力の実証に基づき、公正に任用していきたいというふうに思っていますし、このような姿勢で臨んでいきたいというふうに思っております。
 それから、2点目の、どのような職員像を求めていくかということでございますけれども、僣越でございますけれども、私自身の求める職員像というのを二、三挙げさせていただけるならば、まず、仕事に対する意欲を持っている方、それから知恵や工夫を出していただける方、それからまとめあげる、調整能力ですか、そうしたもの、それから、やはり物事に対しての的確な判断力、こういう方が自分の求める職員像というふうなことでございまして、今、そのような方向で、時間がかかっても、職員を育成していきたいというふうに考えておりますけれども、早道は、やはりいい素材を確保するというのが一番の早道だというふうに思っておりますので、そういう中で、採用する際には、そうしたことにふさわしい職員を、能力・成績に基づき、優秀な者から採用していきたいと、こんなふうに思っております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 議員御質問の2点目でございますが、過去5年の職員採用における受験者数、第1次試験、最終合格者数についてということでございます。
 平成12年度職員採用にかかる受験者につきましては130名でございまして、第1次合格者が18人に対して、最終合格者が18人。平成13年度では、受験者は60人、1次試験合格者が9人に対しまして、最終合格者9名。14年度については、採用試験がございませんでした。15年度でございますが、受験者数120人に対しまして、第1次試験合格者17人に対し、最終合格者14人ということでございます。
 なお、16年度につきましては、受験者は37人、1次合格者が4人に対しまして、最終合格者4人ということでございました。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 今の答弁ですと、過去5年間で4回の採用試験が行われ、うち3回が1次試験合格者数と最終合格者数が同じであります。単純に考えますと、学科試験上位何位までかの合格者がそのまま作文・面接試験を行った結果も優秀な受験者だったということになります。これでは、2次試験の試験のあり方が問われるのではないでしょうか。何か非常に不自然で、こちらも作為的なものを感じなくもありません。
 そこで、次の4項目めの質問に移りたいと思います。
 さて、先ほどからの質問で、今年度の臨時職員の雇用・配置について、一部作為的なものを、私自身、感じたことを述べました。また、過去の採用試験についても、1次試験合格者数と最終合格者数の不可思議な関係が見られ、さらに、平成15年度採用職員に関しては14人でありますが、当初の募集人数は、若干名でありました。若干名といったら、私は二、三人ぐらいまでをイメージするのですが、清水町では10人ぐらいまでが「若干」であることを知りました。
 さらに、去年の3月議会で取り上げましたが、消防職員の採用についてや、前回の議会でも取り上げましたが、過去10年間の非常にアンバランスな採用の仕方など、当町の職員採用については、正規・臨時とも不可思議な部分が幾つも見られます。そこに、もし公職に着く者からの要望・意見、いわゆる口ききなどというものが介在したのなら、それはゆゆしき事態であります。もちろん、当町ではこのようなことがないと信じたいのですが、私の疑問の念はぬぐい切れません。
 そこで、私は、より行政の透明性を高めるために、公職に着く者からの要望や意見を公文書化するための要綱の整備を求めたいと思います。
 まず、こうした要綱の整備を行っている兵庫県相生市の事例を2003年6月3日の神戸新聞から引用し、紹介したいと思います。
 以下、引用を開始します。
 「議員らの不正な口ききや働きかけなどを防止するため、相生市は、2日、議員など公職に就く者からの要望や意見を公文書として記録することを明らかにした。要綱を整備し、7月から実施する。行政の透明性を高めることで口ききを抑止するのがねらいで、同様の制度は全国でも珍しい。対象となる公職者は、県内選出の国会議員、市・町長、県・市・町議会議員とその秘書。公的な場以外で公職者から口頭や電話で寄せられた提言や要望・意見などを職員が聞き取り、時刻・氏名などとともに詳細に記録し、報告書を作成する。報告書は、市幹部に提出され、市役所内で保管。市公文書公開条例に基づいた市民への閲覧の対象になる。きっかけは、隣の赤穂市で、県会議員が市を脅すという職務強要事件が起きたこと。相生市でも、職員採用に関する議員の口ききのうわさも絶えず、制度化に踏み切った。関係者によると、条例だと市議会に諮らねばならず、否決される可能性があるため、市の要綱として整備することにしたという。同日の議会運営委員会で、「議員にも関係するので」と市幹部から要綱について説明されたが、議員からは特に意見は出なかった。同市は、職員が情報を共有することで的確な対応ができ、無理な口ききや働きかけを抑止することにもつながるとしている」。
 以上、引用を終了します。
 全国市民オンブズマン連絡会議のホームページによりますと、全国の都道府県・政令指定都市では、こうした要綱・要領・内規などの制度を設けている自治体は12あり、静岡県も含まれております。市町村では、熊本市・大分市・福井市・中津市・別府市などが制度化しております。こうした取り組みを当町でも行い、より公正・公平で、透明性のある清水町を目指すべきだと思いますが、町長の考えを伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)



◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 公職に就く者からの要望や意見を公文書化するための要綱の整備についてでありますが、松浦議員、御提案につきましては、町政の中立性・公平性を維持する観点からのものであると思います。
 しかしながら、町当局と町議会の皆様をはじめ関係各位とは、信頼関係に基づき成り立っているものであります。過去はもとより、今後の町政に当たっても、公正で透明性のある町政運営に努めてまいりますので、要綱を制定することは現段階では考えておりません。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 町長の答弁ですと、「これまでも公正に行政運営に努めてきた」との答弁ですが、私自身、非常に公平性に欠けるところがあると感じます。人事面で言えば、ほかにも職員の昇任等、また、町が行っている事業などでも、公平性に疑問を感じる面が過去にあったように思います。そこで、各種政策決定のかなめであり、人事面について職員経験も長い助役に、私の提案について意見を伺いたいと思います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)



◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 まず、人事ということですが、人事は大変難しい仕事だというふうに思います。
 現在、職員の昇任・昇格という人事につきましては、従来型の年功序列から、いわゆる評価制度、実力主義というもので現在行っているわけでございますけれども、しかし、どんな人事をやりましても、その後、矛盾がある、不公平だとか、おかしいとか、いろんな声が出てくるわけでございます。そして、その背景として、ああだこうだと、いろんなことも確かに聞きます。
 そうしたことから、今後におきましては、その、今議員が言われるような、そうした人事の面で、そうした透明性・公平性という観点と行政の主体性を高めようというふうなことから、この評価制度にプラス若干の、これから検討するわけでございますけれども、試験的な要素もプラスした中で、公明・透明性・公正性を高めていこうかなというふうに考えております。
 やはり人事の原理原則は、優秀な職員、努力した職員に報いてやるというふうなことが最善かなというふうに思っております。事業の方についても、いろんな陳情や要望があるわけでございますけれども、これも、原則は、やはりその事業の塾度、それから必要性、それから経費対効果、こういうもので判断しているわけでございます。したがいまして、そういう中で、ときには特殊事情等というふうなこともありますけれども、そうした、今、議員、言われることのないように、特に財政的に厳しくなってきておりますので、そうしたことのないように、これから広く、行政としても理解を求めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 先ほどの町長の答弁から、これまで清水町は、公平・公正・透明性のある行政運営をしてきており、間違っても口きき等というものは存在しないと確認できました。しかしながら、私は、その点に関して非常に疑問を感じていたので、先ほどのような要綱の整備を求める提案をしました。町長の先ほどの答弁ですと、町当局と町議会をはじめ関係各位とは、信頼関係に基づいて成り立っているとのことです。私も、町当局には、意見や要望をすることが、もちろんあります。私の気持ちからすれば、そうした意見や要望をちゃんと公文書化してもらって、記録に残してもらった方が、後で確認する意味でもありがたいので、口きき防止どうのこうのという話ではなくても、ぜひ制度化してもらいたい気持ちがあります。
 問題は、多くのそうした意見や要望の中に、町民益とならない、筋の通らない、非常に利己的な要望が含まれていることもあるのではないかということです。例えば、もし職員採用や配置に当たってそのようなことが行われたらどうなるか。それを不信に思う職員の仕事に対するモチベーションが落ちます。それは、職員全体の士気の低下にもつながります。
 私は、議員になる前から、そうした口ききのうわさを何度も聞きました。清水町の役場は口ききやコネがないと入れないといううわさまで聞いたことがあります。もちろん、それはあくまでもうわさで、そのようなことがなく、清水町はこれまで公正な行政運営・採用をしてきているものと信じたいものです。
 今後、もちろん公正・公平で透明性のある行政運営がなされるものと信じていますが、ただ、私は、3月議会で、平成18年度の一般事務の職員の採用を行うべきと訴えましたが、万が一にも口ききなどあってはならないと心配でなりません。ですから、先ほどのような提案をさせていただきました。ぜひ、全国から集まる受験者の中から、3名の有能な若者を選んでいただきたいと思います。選考委員長の中野助役には、その点、よろしくお願いいたします。
 それでは、標題2の、指定管理者制度の導入について質問に移りたいと思います。
 指定管理者制度については、去年の11月議会でも取り上げました。私は、年間4,000万円近い赤字となっている温水プールについて、この指定管理者制度を導入することにより解消していくことはできないだろうかと提案しました。そのときの教育長の答弁を引用しますと、以下、引用を開始します。
 「指定管理者制度は、経費削減と効率性に重点が置かれており、公の施設の管理運営をゆだねていることで、住民サービスの低下のマイナス面も考えられることから、引き続き直営とするか、新たな指定管理者制度の管理代行を行うかについては、利用者や利用団体の要望や運営審議会等の御意見を伺いながら、今後とも先進事例の分析調査等を検討してまいります」。
 以上、引用を終了します。
 とのことでした。その後、ことしに入り、「清水町行政改革推進委員会」という組織ができ、そこで清水町における指定管理者制度の導入について諮問され、その答申が5月に提出されたと伺っております。その内容について伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 「清水町行政改革推進委員会」に諮問されました清水町におけます指定管理者制度の導入について、これは5月にその答申があったわけでございますが、その内容につきましてでございます。次の2点につきまして、ご提言をいただいたものでございます。
 1つは、清水町における指定管理者制度導入の基本的なあり方についてということでございまして、具体的には、町が指定管理者制度を導入するに当たりまして、短絡的に直営、または導入と決定するのではなく、施設本来の目的に加えまして、制度の導入により、町・事業者・町民がおのおのの役割を果たし、より良い住民サービスの実現を目指すことというようなことが1点目でございます。
 もう1点でございますが、現在の公の施設それぞれに対する指定管理者制度導入への適否についてということで御提言をいただいているわけでございますが、制度が創立された背景をかんがみ、個々の施設の性格を踏まえ、当町においては、現時点では制度の導入が適さない施設と適する施設、この2つを御提示いただいたものでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 「清水町行政改革推進委員会」の答申を受けまして、指定管理者制度の導入に対する町の方針について、また、指定管理者制度の導入に適さない施設、適する施設と提示された施設は何か、伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 議員の御質問にお答えいたします。
 答申を受けまして、指定管理者制度の導入に対する町の方針ということ、また、その答申の中で、導入に適さない施設、または適する施設の提示というのは何かということでございます。
 指定管理者制度の導入に対する町の方針といたしましては、行政改革推進委員会の答申を真摯に受け止め、制度を効果的に活用することによりまして、住民サービスのさらなる向上が図られる施設につきまして積極的に導入を図ってまいりたいと、このように考えております。
 また、指定管理者制度の導入に適さない、または適する施設ということで、適さない施設につきましては、保健センター、保育所、町営住宅及び中徳倉終末処理場でございます。適する施設としたものにつきましては、福祉センター、温水プール・球技場などの体育施設、公民館・図書館の社会教育施設並びに柿田川公園などの都市公園というようなことでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) それでは、今後、清水町の施設に指定管理者制度を導入するに当たっての課題を問います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 議員の御質問にお答えいたします。
 今後、清水町の施設に指定管理者制度を導入するに当たっての課題を問うということでございますが、指定管理者制度の導入に際しましては、制度を効果的に活用するために、行政改革及び公共経営の原点に立ちまして、おのおのの施設において管理のあり方について検証を行うとともに、何を目的として導入するのか、また、当町における制度はどうあるべきなのかなどの導入方針を定めまして、それを明らかにする必要があると考えております。
 また、指定管理者の募集及び選定に当たりましては、制度の導入により住民サービスの低下を招かないよう、募集要項から評価基準までを明確にしまして透明性を確保いたしますとともに、情報の提供及び公表を十分に行いまして、町民の皆様への説明責任を果たしてまいりたいと、このように考えてございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) それでは、指定管理者のサービスを監視し、いかにサービスの質を担保するのか、また、どのような管理体制を検討しているのかを伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 御質問にお答えします。
 指定管理者のサービスの監視とか、いかにサービスの質を担保するのか、また、どのような管理体制を検討しているのかということでございますが、協定の締結におきましては、リスク管理・責任分担に関することをはじめ協定書に定める事項に遺漏がないよう留意するとともに、指定管理者により提供されます住民サービスが指定の水準に達しているか管理実態を把握する仕組みをしっかりとしまして、施設利用者の満足度を一つの指標とするなど、アンケート調査なども実施してまいりたいと考えているわけでございます。
 また、指定管理者によります管理が始まった後には定期的な調査を実施いたしまして、必要に応じて是正の指導などを行うとともに、事業報告書の確認の際には、「清水町行政改革推進委員会」の答申を踏まえまして、指定管理者の財務状況を十分に精査いたしまして、指定期間中の経営破綻、このようなものは未然に防ぐ管理体制を確立できるように努めてまいりたいと、かように考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) ここで、私の指定管理者制度を導入するに当たっての考えを述べるつもりでしたが、時間がないので、次の個人情報の保護について関連させて、後で簡単にまとめたいと思います。
 それでは、標題3の、個人情報の保護について質問いたします。
 4月1日より施行された個人情報保護法もあり、当町でも、個人情報に関して新たな取り組みが見られます。これまでの役場庁舎内、幼稚園及び小・中学校、保育所での取り組みとあわせてその内容を問います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 当町におけます個人情報保護に関する取り組みというようなものでございますが、庁舎内におけます個人情報の安全管理面から、業者の事務室内の立ち入り制限、オフィスクリーン、文書保管の指導等を行っております。
 個人情報が掲載された文書につきましては、金庫や書庫へ収納しております。また、個人情報掲載の廃棄書類に関しましては、溶解処理の徹底を図ることから、溶解処理現場まで確認に出向いているというのが現状でございます。
 また、パソコンなどの電子機器に関しましては、職員は業務に関するデータのみ閲覧できるということで、パスワードを設定しまして、安易に閲覧できない対策を講じております。また、パソコン本体につきましては、盗難防止の措置を設けているというようなものでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 福祉保健課長 和田君。



◯福祉保健課長(和田 明君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 保育所における個人情報の状況についてでございます。
 保育所での個人情報といたしましては、家庭調査票・園児住所録・健康診断票・土曜保育・緊急リフレッシュ保育等の申請書等がございます。これらの書類につきましては、ホルダーにつづって、職員室の保管庫で、部外者が手にすることのないように適切に保管管理をしております。
 なお、保存期限の終了したものにつきましては、溶解処理をしております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 学校教育課長 河原崎君。



◯学校教育課長(河原崎尊親君) 学校におきます個人情報保護の状況についてであります。
 まず、小・中学校では、指導要録・出席簿及び健康診断票につきましては、保存年限の経過後、溶解、またはシュレッダーで処理しております。家庭環境調査票・緊急連絡カードは、卒業時に溶解、またはシュレッダーで処理しております。
 幼稚園におきましては、指導要録・健康診断票は、保存年限の経過後、溶解、またはシュレッダー処理です。家庭調査票と保険証の写しは、卒園時に保護者に返却しております。
 また、これらの書類の保管管理につきましては、校長室の耐火金庫及び職員室内に保管をしまして、部外者が勝手に手にとって見たり、持ち出したりできないよう、適切に保管管理しております。
 また、小・中学校でのパソコンによる個人情報のデータ管理につきましては、学校長を中心に致しまして、情報漏えいのないよう教員の指導を徹底しております。
 以上であります。



◯議長(坪内 昇君) 住民生活課長 土屋君。



◯住民生活課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 当町の個人情報に関しての新たな取り組みについてでありますが、町広報紙における訃報について、氏名・年齢・区名を掲載しておりましたが、4月1日からの個人情報保護法の全面施行に伴い、5月1日発行の広報紙から、掲載を廃止いたしました。
 また、戸籍住民係の窓口では、6月1日から、来庁しましたお客様に対しまして、お名前でお呼びしていた方法から、お客様のプライバシーに配慮するため、お渡しした番号でお呼びする方法に変更いたしました。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 町広報での訃報の掲載がなくなりましたが、町民からは、「他地区の亡くなられた方の情報が入らなくなり困っている」との声も聞かれます。これについて、当局の考えを伺います。



◯議長(坪内 昇君) 住民生活課長 土屋君。



◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 確かに、議員の御指摘どおり、記事により訃報を知る場合もあろうかと思いますが、個人情報をより保護するという観点から、広報紙への掲載を廃止したものでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 学校での個人情報の扱いについて述べたいと思います。
 先日、6月11日の静岡新聞に静岡市での取り組みが掲載されていました。以下、引用を開始します。
 「静岡市の小・中学校で相次いで個人情報が漏えいしていることを受け、市教育委員会は、教員が使用している個人用のパソコンに生徒・児童らの個人情報が残らないよう具体的な操作方法を書いた運用指針をまとめ、全小・中学校に通知した。10日に開かれた市情報公開個人情報保護審議会で報告した。運用指針では、公用のパソコンと個人のパソコンをLAN(校内情報通信網)でつなぐことを禁止し、成績表作成などのために個人用パソコンで作業する際には、その都度公用パソコンからCD−ROMなどの記憶媒体に情報を記憶させ、作業後には、記憶媒体と個人用パソコンからすべての個人情報を削除することを指導する。また、市教育委員会は、これまでも、個人情報を持ち出す際は学校長に許可を取るよう指導していたが、今後は、情報の返却日、記憶媒体と個人用パソコンからの情報削除の有無などに記入する貸し出し簿のひな型を作成、個人情報にとじられた環境に置かれ、適切に管理されているか確認するリストもつくった」。
 以上、引用を終わります。
 と、静岡市では、公用のパソコンと個人のパソコンをLANでつなぐことを禁止すると打ち出しています。以前聞いたところ、当町でも、学校の先生は個人用パソコンを学校で使っていると伺っており、LANでつないでいるケースもあると思います。現在、当町も、学校の先生が校内の作業だけで授業をすることは難しく、学校のデータベースにある資料など児童・生徒の個人情報を自分のパソコンなどに保存し、自宅に持ち帰っているケースがあるかもしれません。
 こうした場合、その先生が紛失や盗難事件に遭ってしまった場合、当町にとっても深刻な問題になると思われます。現在、先生たちの自己判断・責任により仕事を進めている上で、リスクを犯して、どうしても資料・データを自宅に持ち帰っているケースがあるのだとしたら、それは大変憂慮すべきことであり、私としては、静岡市のように、町としてのガイドラインをつくるべきだと考えます。
 この点につきまして、教育長にはぜひ検討していただき、要望しておきます。
 2項目めに移ります。
 住民基本台帳の閲覧について伺います。
 現在、特に心当たりのない会社からダイレクトメールなどが郵送される社会でありますが、そうした情報の出どころとして、住民基本台帳の閲覧によるものが考えられます。当町において、住民基本台帳の閲覧についてどのような手順になっているのか、伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。



◯住民生活課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 住民基本台帳の閲覧についてでありますが、町は、住民基本台帳法により、住民基本台帳の閲覧を行っているものでありますが、その閲覧の申請手続につきましては、申請理由、申請者の氏名及び住所、請求にかかる住民の範囲、閲覧予定件数等を記載した申請書を提出していただき、閲覧の請求理由等を事前に審査しております。
 さらに、閲覧した内容を目的以外に使用しないこと等を記載した誓約書の提出や、窓口に来た閲覧者の身分確認を写真つき身分証明書等により行っております。
 なお、不当な目的によることが明らかなときや閲覧により知り得た事項を不当な目的に使用されるおそれがあるとき等は、閲覧請求は拒否しております。
 また、最近、閲覧により知り得た事項が犯罪に利用された名古屋市でのわいせつ事件もありましたので、当町におきましては、従前は、閲覧用リストの作成方法を地区別の世帯順にしておりましたが、特定の世帯や個人の把握につながるおそれがありますので、5月からは、地区別の生年月日順に変更し、住民の皆様の基本的人権やプライバシーが侵されることのないよう、厳正な取り扱いに努めております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 現行法の中で大変厳正に取り扱いをしており、閲覧をした事業者の中に架空の会社のようなものはないと思われますが、平成16年度中の閲覧について、主な会社の分類と閲覧目的、また、申請件数・閲覧件数など内訳を伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。



◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 平成16年度の閲覧件数及び主な会社の分類・目的についてでありますが、申請件数は31件で、閲覧件数は5,522人となっております。
 閲覧者の内訳につきましては、調査会社によるものが4件で319人、一般企業等によるものが27件で5,203人となっております。
 閲覧件数の多い会社の分類は、通信教育会社、楽器店、洋服店等でございました。
 また、閲覧目的についてでございますが、通信教育講座、音楽教室の案内及び制服の案内でございました。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 三島市では、住民基本台帳の大量閲覧を禁止するような動きもあるようですが、当町における今後の閲覧制度への考え方・取り組みについて伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。



◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 今後の閲覧制度への取り組みについてでありますが、国におきましては、平成17年度当初から検討会を立ち上げ、個人情報保護の観点から、幅広く閲覧制度の検討を行うこととしており、平成17年、秋をめどに、その検討結果をまとめ、公表する予定であります。
 当町におきましては、近隣12市町で組織する「沼津地区戸籍住民基本台帳事務協議会」において情報交換や個人情報保護のあり方についての検討を行っているところであり、今後、国の動向を注視しながら対応を図ってまいります。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 3項目めに移ります。
 清水町の個人情報の保護に関する条例について説明願います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 御質問にお答えいたします。
 清水町の個人情報の保護に関する条例について問うということでございますが、清水町の個人情報の保護に関する条例といたしましては、平成5年、条例第9号におきまして、電子計算組織の処理にかかる個人情報の取り扱いに関する基本事項を定めることにより、個人の権利・利益を保護することを目的としまして、「清水町電子計算組織の処理に係る個人情報の保護に関する条例」が制定されまして、現在、この条例及び地方公務員法の守秘義務に基づきまして、個人情報の保護に努めているところでございます。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 今、お聞きしました「清水町電子計算組織の処理に係る個人情報の保護に関する条例」ですが、電子計算組織処理のみに限定しており、これでは現代社会に対応した十分なものとはいえないと思いますが、その点、どのように考えているか、答弁願います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 議員、御指摘のとおり、この条例につきましては、電子計算組織処理のみに限定しているということでございます。この、つまり今あるその条例につきましては、電子計算処理に関する情報に非常に限定しているということでございますので、今後、それ以外の個人情報においても明確な規定をするために、個人情報の適正な取り扱いを確保するということから、保護条例を11月議会の上程をめどに進めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 個人情報の保護に関する条例は、全国自治体に数多く先進的な事例が見られます。先ほど取り上げました指定管理者制度も踏まえた、さいたま市の個人情報保護条例の一部を紹介したいと思います。
 「さいたま市個人情報保護条例第10条、実施機関は、個人情報取扱事務の処理を外部に委託等するときは、当該委託等を受ける者(地方自治法第244条の2第3項に規定する指定管理者を含む。)に対し、個人情報の適正な処理について必要な措置を講ずるよう求めなければならない。第11条、実施機関から個人情報取扱事務の処理の委託等を受けた者(指定管理者を含む。)は、その処理を行うに当たり、個人情報の適正な管理について必要な措置を講じなければならない。2 前項の処理に従事している者又は従事していた者は、その処理に関して知り得た個人情報を漏らし、又は不当な目的に使用してはならない。第42条 市長は、市が出資している法人で規則で定めるもの及び指定管理者(市が出資している法人で規則で定めているものを除く。)に対し、この条例の趣旨に即して、当該法人の保有する個人情報及び指定管理者が保有する個人情報であって当該指定管理者が管理を行う地方自治法第244条第1項に規定する公の施設に関する個人情報の保護に関し、市の施策に準じた措置を講ずるよう要請するものとする」。以上、引用を終了します。
 当町も、指定管理者制度を導入する方向で考えているようですし、現状においても、さまざまな町の業務を外部へ委託しているケースもあります。今後、例えば、指定管理者制度を図書館に適用する場合、その業者は、図書館の利用者の情報、つまり氏名・住所などのデータはもちろん、借りている本などの思想・信条に絡む情報まで得ることも考えられます。そうした指定管理者制度も含めたケースを想定した個人情報保護条例、さらには、情報公開条例も、今後、改正・整備の必要性が出てくると思われます。
 「条例の制定にはその自治体の法的センスが問われる」と、財団法人地方自治総合研究所の三野 靖氏は、その著書の中で述べています。より多くの事例を研究し、より精度の高い先進的な条例ができ上がればと思います。
 これについて、当局の考えを伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。



◯総務課長(木村民雄君) 御答弁申し上げます。
 今までも、いろいろ御答弁申しましたとおり、町の持っています多くの個人情報というようなことに関しましては、住民の皆様の個人の権利・利益を保護するというようなことをしなければなりません。
 先ほど議員、御指摘のように、各自治体の事例などもよく参考といたしまして、個人データの適正、また安全な管理、利益や取得事項などについても、条例で定めるようなことは検討していきたいと考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) それでは、最後の標題、介護保険法の改正について質問いたします。
 平成18年4月施行予定の介護保険法の改正に向けての当町の方針を、前回の3月議会の質問の答弁を確認しながら質問してまいります。
 まず、1項目めですが、「在宅介護支援センターから、総合的なマネージメントを行う地域包括支援センターへの移行に向けた整備を行う」とありますが、具体的にどのように変わるのか。また、一貫性・連続性のある介護予防システムの確立には既存のサービスのさらなる拡充が有効だと思われますが、当町の方針を伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 石川君。



◯長寿あんしん課長(石川光子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 地域包括支援センターへの移行と介護予防システムの確立について町の方針を問うのうち、1点目の、在宅介護支援センターから地域包括支援センターに移行するとどのように変わるのかについてでありますが、地域包括支援センターは、現在の在宅介護支援センターの役割に加え、要介護状態にならないための地域支援事業と要介護状態の悪化防止のための新予防給付を一体として介護予防マネージメントを行う機能と、高齢者一人ひとりができる限り住みなれた地域で暮らせるよう、主治医やケアマネージャーなどの連携による長期的なマネージメントの後方支援を強化し、地域ネットワークの形成を図る機能を兼ね備えた中核機関として整備されます。
 2点目の、既存のサービスのさらなる拡充に対する町の方針を問うについてでありますが、町といたしましては、今後、国から示される介護保険制度の改正に伴う具体的な事業内容を踏まえて、現在のサービスの検証や対象者の把握に努め、要介護状態になる前の段階から、閉じこもり等の予防や身体機能の維持・向上を図るため、地域支援事業における介護予防事業として的確に対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 現在、介護支援センターが3カ所ありますが、その3カ所がすべて地域包括支援センターに移行すると考えてよろしいのでしょうか。
 また、現在、3つの事業所が行っているいきいきサロン事業を1カ所にまとめれば、町内の利用者の情報の一元化につながり、連続性・一貫性のあるシステムになると思われますが、どうでしょうか。答弁願います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 石川君。



◯長寿あんしん課長(石川光子君) 御質問にお答えいたします。
 現在の在宅介護支援センター3カ所が、地域包括支援センターに移行する考えでよろしいかについてでありますが、地域包括支援センターは、地域における総合的なマネージメントを行う中核機関として整備いたしますので、それぞれの機能を担う専門職として、社会福祉士、主任ケアマネージャー、保健師等を配置することになります。
 また、設置に当たりましては、市町村の人口規模・事業量・運営財源・専門職の人材確保の状況などを配慮し、最も効果的・効率的なセンター機能が発揮できるよう弾力的に考え、おおむね2万から3万人に1カ所の設置がめやすと国・県から示されたところであり、現在、設置個所・数等につきましては、県とのヒアリングを行いながら検討をしているところであります。
 次に、現在3つの事業所で行っているいきいきサロンを1カ所にまとめれば、連続性・一貫性のあるシステムになると思うがどうかについてでありますが、今回の介護保険制度の改正におけます介護予防の一貫性と連続性につきましては、介護予防のさらなる推進のため、地域包括支援センターにおいて、地域支援事業と新予防給付とを継続的マネージメントすることにより、一貫性・連続性のある総合的介護予防システムの確立を図るものであり、その趣旨を踏まえまして、現在のいきいきサロン事業を検証しつつ、より効果的なサービス提供ができるよう対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 2項目めに移ります。
 身近な地域で、地域の特性に応じた、多様で、柔軟なサービス提供が可能となるよう、地域密着型サービスが創設される予定であります。市町村の主体性・判断がますます問われると思いますが、当町の方針を伺います。



◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 長寿あんしん課長 石川君。



◯長寿あんしん課長(石川光子君) 御質問にお答えいたします。
 地域密着型サービスが創設され、市町村の主体性・判断が問われるが、当町の方針を問うについてでありますが、介護保険制度の改正に伴う地域密着型介護サービスは、認知症ケアや地域ケアを推進する観点から、地域の特性に応じた、多様で、柔軟なサービス提供が可能となるよう、新たなサービス体系として創設されることとなります。この創設に伴い、市町村に、サービス事業者の指定権限と指定をしないという拒否権限が与えられ、また、一定の範囲内で、指定基準及び報酬の変更を行うことができるとされております。
 現在のところ、具体的な基準等が示されておりませんが、町といたしましては、国の介護保険制度の改正に関する情報収集と現状分析等をした上で、新制度に対応したサービス見込み量を的確に把握し、「清水町高齢者保健福祉計画等策定委員会」などで多くの意見を伺いながら、住み慣れた地域で生活が支えられる利用者本位の制度となるよう考えてまいります。
 以上でございます。



◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)



◯2番(松浦俊介君) 地域密着サービスが創設されることにより、小規模多機能型居宅介護、小規模介護老人福祉施設などができ、特別養護老人ホームのような大規模施設でなくてもお泊まりができるようになるようです。
 市町村に権限が与えられ、町独自の方針が重要になると思われます。町内の高齢化率や地域性などのバランスを考え、その地域に住むお年寄りがより身近な施設を利用でき、近所のお友だちも気軽に遊びに来られるようになればと考えます。
 ぜひこうしたことも、今後、考慮に入れた当町の方針が策定されるよう要望いたしまして、私の質問を終わりにいたします。



◯議長(坪内 昇君) これをもちまして松浦俊介君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を2時40分にいたします。
                                午後02時30分休憩
                                ────────
                                午後02時41分再開


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