松浦俊介Top>「コラム」ダイジェスト>平成18年4月11日(火)
中国から国境を越えてくるもの
雨が降ると車が砂でかなり汚れる。 たぶん黄砂だろう。 中国政府から洗車代もらわないとかなわんな。 黄砂は、昔からあるけど、 近年は、砂漠化も進み被害が拡大しているように思える。 黄砂でだけでなく中国の工業化、モータリゼーション等により、 二酸化炭素が偏西風にのって酸性雨ももたらしているという。 日本近海では大量発生している巨大クラゲの エチゼンクラゲも中国近海の富栄養化によるものだという。 エチゼンクラゲは中国の生物兵器か?なんて過激なことを言う人もいるが、 日本の漁業被害を考えれば決して小さな問題ではない。 福井県では「エチゼンクラゲ」の名称が報道される度に 福井県産の海産物のイメージダウンになることを危惧して 「大型クラゲ」などと言い換えをするように 報道各社に要望しているという。 他にも以前、日記で書いたけど長江の三峡ダムによって 東シナ海の生態系に大きな影響を及ぼすとみられる。 http://matsuura.fc2web.com/colum/030621.htm 偏西風も海流も国境なんて関係なく西から東へ流れる。 黄砂や酸性雨、エチゼンクラゲぐらいならまだいい。 中国は沿岸部を中心に近年の増大するエネルギー需要を賄うため 大量の原発開発計画がある。 2004年末現在、9基で700万kwが稼働しているが、 2020年までに原子力発電設備容量を3,600万kWに 拡大する方針が打ち出されている。 これが何かの事故でドカンといったら日本はアウト、防ぎようがない。 放射能だけは勘弁してくれよ。 |
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